応急措置
レースや競技ならともかくツーリング中にスポークが折れると言うことはあまり無いようですが、わたしの場合に限って言うとよく折れます。初代のDJEBEL XCでは7万9千km余りの走行で5本折れましたが、現在所有している2001年式のDJEBEL XCはすでに30本以上のスポークを交換しています。
そのようなわけでスポークの交換はもちろんですが、折れた際の応急措置にも気を配るようになりました。もちろんツーリングにも数本のスポークを持参して行きます。
一般にはスポークが折れた際の応急措置として、タイラップで折れたスポークと折れていないスポークをむすぶのですが、タイラップを持ってツーリングをすると言うことも少ないでしょう。
掲載した写真は配線やコードをくくるのによく利用される、ビニール付き針金で応急措置を施したものです。写真の中央に青く見えるのがそうです。
タイラップに比べると持ちは悪いですが、折れたスポークが暴れることは防いでくれます。ビニール付き針金でなくてもただの針金なら手に入れやすいです。
スポークの交換はホイールを車体から取り外したり、タイヤをホイールから外さなくても出来る場合もあるのですが、ここではタイヤ交換と一緒にスポークを交換する作業を掲載します。
折れたスポークは引っ張れば簡単に取れます。
折れたスポークを抜いた穴から新しいスポークを差し込みます。
差し込む際に入れる角度に気を付けてください、無理に入れようとするとスポークが取り付けられなかったり、付けられてもすぐに折れたりします。
中心から差し込んだスポークをホイールにさわる直前まで引っ張ります。そしてホイール側から受け側のネジを差し込みます。
この際、スポークを引っ張りすぎるとホイールを傷つけてしまうので注意してください。
スポークと受け側のネジを手で締めます。
手で締める理由ですが、最初から工具を使うと不自然にスポークがなっている場合でも簡単に湿ることが出来ますが、手で締めるとわずかなスポークのゆがみがあっても閉まらないので、そのゆがみなどに気が付くようにするためです。
これはスポークに限らず、エンジンオイル等の交換の際にも当てはまります。ネジを締める際には細心の注意が必要です。
手で締められるだけ締めたら、後は専用工具やスパナー等でまし示して完了です。
H.N.うーたん(Yuichi Mizunuma)
当サイトの執筆・撮影とシステムの製作等全てを行っています。林道への案内板や自然派空間のWebMasterでもあります。使用バイクのジェベルXCは1997年型、2002年型と乗り継ぎ、現在が2004年型の三代目、これまでのツーリングの総走行距離は約21万kmです。
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2013年まで、春夏秋冬、北海道から九州沖縄まで、ツーリング・登山・サイクリング・パドリング(カヤック)をしています。年間のテント泊数は40泊から60泊程度、日帰りを含めると年間80日くらいはアウトドアにいました。
2014年に東京都から栃木県に引っ越しました。現在は宇都宮市に居住中、今後は宇都宮市から離れることはありません。現在は事情があって外泊が出来ないので、休日に福島県や群馬県や茨城県に400kmから600kmくらいの日帰りツーリングをしたり、那須岳や日光連山や南会津山地に日帰り登山をしたり、銚子市やいわき市勿来や福島市辺りまで200km-250kmほどのサイクリングに行ったりとしています。
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