ツーリングトーク バイク談義

オフロードバイクの整備とツーリングキャンプのノウハウ

価格による素材の違い

価格による素材の違い

素材が異なると、価格に反映されます。

高価なテントは軽いのですが、ポールの素材がより軽量で強度の高い軽合金(同じアルミニウムでも番号が違っています)を使っています。ダンロップなど山岳テントメーカーでは、ツーリングテントでも、より高価で強度の高いジュラルミンを使用しています。
ジュラルミンは飛行機の材料に使われている金属で、戦前の有名な飛行機の零戦にも超々ジュラルミンが使われています。

また、テント本体やフライなどの生地も同じナイロンでも番号が違っていて耐水性が強く強度も高い素材を使っています。

ファスナーの縫いつけかた一つでも、じっくり手に取ってみると、高価なテントはしっかりと縫いつけられています。部品の一つ一つが丁寧に作られているのが分かります。

それと高価なテントは素材に芝などが付着しにくいコーティングがしてあります。廉価なテントは芝の上のテントサイトから撤収をする時は、テントに付着した芝を手で払いのけるのにいらだたしいほどの時間がかかります。

付属のペグなども材質や形状が違っています。高価なテントは軽くて強度の高く使いやすい形状のペグが付属してきます。廉価なテントは重くて使いにくい形状のペグが付属してきます。ペグの種類によっては買い換えなければならず、余分な出費を強いられるかもしれません。