ツーリングトーク バイク談義

オートバイの整備とキャンプのノウハウ

十勝平野での一日

北海道ツーリング2011

十勝平野での一日

2011/08/08 483 km 天候:晴れ
大樹町−豊頃町−本別町

十勝の丘陵地帯の林道

十勝平野での一日

天馬国道の野塚トンネルを通って十勝平野に下る。このルートにこだわったのは、ルーティングをしていた時に石狩から十勝に至るルートでこの道だけ走ったことがなかったからだ。それと、十勝から見る日高の山並みも楽しみにしていた。
天候は曇り、というよりは深い霧で何も見えず、景観が楽しめなかったのが残念だった。

十勝平野の南端にある忠類や更別の丘陵地帯に林道があるらしいことは以前から知っていたが、この日はこのエリアの林道を走る。
通った林道は丸山越林道、奥幌内林道、小花林道、ワッカリベツ林道、久保長節林道、昆布刈石線など。
草で路面が覆われている道もあり、走って楽しい林道ばかりでもない。

この辺りは海岸からさほど離れていなくて、標高も低い丘陵なのだが、走っていて見られる樹木は針葉樹と広葉樹の混合林が多い。
本州なら信州や日光の標高1000mから1500mで見られる風景が当たり前に広がっているのが面白い。
北海道の道東地方の平均気温の低さが分かる。

浦幌の未舗装路

十勝平野での一日

浦幌町と言えば道東林道だが、この道は残念ながら通行止め。一度、偶然に全線を走る機会があったが、そのとき以降はいつも通行止めだ。今回も通行止めという前提でルーティングを汲んでいる。

浦幌町と池田町には短い未舗装路が幾つか残されている。
一般的な林道ツーリングのルーティングにはまず汲まれることのない未舗装の道道がある。
今回のツーリングの目的の1つは、道東と道北地方にある通行可能な未舗装路の全てのGPSトラックデータ(経度緯度情報)を取得するにあるので、短いダートといえどもおろそかに出来ない。
走って楽しいかは別として、義務感から走っているという麺がある。

トラックデータを取る場合は、写真を撮る場合と違ってダート区間だけを走れば良いというわけにはいかない。入口から出口まで、明確に区切られる区間全線を走らなければならないから少し面倒だ。
15分で通り抜けられるダートも、舗装区間を含んだ入口と出口まで走ると30分、1時間と掛かる場合が多い。

リアリンク周りのトラブル

十勝平野での一日

ある林道を走っていた時、ゴキっと凄い音がしてリアに衝撃があった。
部品か何か折れたのかと思って、止まって見てみると、リアリンクに取り付けられているチェーンガードのネジが3本とも無くなっていてリアスプロケットに絡んでいた。絡んだ時の音だったらしい。

このままでは走行できないので、チェーンガードを分解してリュックサックにしまう。さて、林道走行は一時中断してネジを売っている店がありそうな街に出かける。
幸い浦幌の町に新しくホームセンターが出来ていて、ネジもサイズの合うものが手に入った。

他にも転倒によって曲がったスタンドが、リアリンクに干渉してしまうので、金具でリアリンクを保護することも同時に行う。

買い物袋の有料化

十勝平野での一日

本別町にある静山キャンプ場にテント泊をすることにした。
本別にあるスーパーのフクハラで買物をすると、買い物袋に2円取られてしまった。東京などでは買い物袋を持参してゆくと2ポイント付与してくれるのだが、北海道では買い物袋を持参していないと2円取られるらしい。

これは、北海道の郡部では小売業の競争がほとんど無いから出来ることだろう。首都圏の様に競合相手が多いところで買い物袋の有料化をすると、それだけで客足は遠のき、店舗はつぶれるに違いない。
といって、有料化は悪いわけではない。採算の取りにくい北海道の郡部で販売価格の比較的安いスーパーが営業を続けてゆくことは、地元に住む人に大きな利益をもたらす。

北海道は過疎の地域で、現在500万人以上の人が暮らしているが、30年後には300万人前後にまで人口が少なくなることが分かっている。300万人と言えば現在の札幌とその周辺の人口とほぼ同じだ。
これだけ急激に人口が減ってゆく中で、北海道を地場とした企業が生き残るのは大変だろう。

ホタテのむき身を買ってきて調理をする。
貝柱は刺身、貝紐はしょう油で味付けをして炒める。
北海道ツーリングの楽しみの1つは、海産物が安く美味しいこと。
東京のスーパーで売られているホタテ貝は不味くて食べる気が起きないが、北海道なら内陸の本別のスーパーで売られているホタテ貝も美味だ。

静山キャンプ場のぬか蚊

十勝平野での一日

調理は静山キャンプ場の水場でしたが、不味いことに短パンとTシャツに着替えてしまった。
足がかゆいので見るとヤブ蚊が沢山たかっている。たたいて殺すのもかわいそうなので払いのけながら調理をしていると、蚊に刺された様子もないのに、とても足がかゆくなる。
良く足を見てみると、2mmほどの黒い点が足に着いている。

ぬか蚊だ。
話には聞いていたが、ぬか蚊を見るのも刺されるのもこのときが初めて。
左右両足で10箇所以上をぬか蚊に刺されてしまった。
かゆさが半端ではない。あんなに小さいのになぜこれほどかゆいのだろう。しかも直径3cmほどに腫れ上がってしまった。
ぬか蚊に刺された跡は始末に悪く、この後、10日ほどは差された跡がかゆくて仕方がなかった。
悩んだ末に蚊取り線香を置いてきたことが悔やまれる。

ぬか蚊で血を吸うのはメスだけだ。ヤブ蚊も同様に産卵をする前にメスが動物の血を吸い栄養をつけるそうだが、ぬか蚊もそうなのだろうか。ヤブ蚊に刺されてかゆいのは、血の凝固作用を抑えるためにヤブ蚊がある成分を皮膚に送り込むからだと聞いているが、ぬか蚊に刺された跡から血がしみ出してきたところを見ると、ヤブ蚊とは少し違うらしい。

ムヒを何度も塗り重ねて、かゆみが麻痺した隙に就眠する。

  1. << 前のページへ
  2. 次のページへ >>

このエントリーをはてなブックマークに追加