ツーリングトーク バイク談義

オートバイの整備とキャンプのノウハウ

(旧)阿寒町の未舗装路

北海道ツーリング2011

(旧)阿寒町の未舗装路

2011/08/10 447 km 天候:曇り一時雨
(旧)阿寒町−鶴居村

シュンクシタカラ湖

(旧)阿寒町の未舗装路

5時前に起きてしまい、ごそごそと出発の準備を終えたのが6時前。
草ぼうぼうのヌカマンベツ林道と走りやすい幌呂越林道を走り終えたのが7時50分頃。行止の7kmの林道を1本往復したので、思っていたよりも時間がかかってしまった。

伏布内から北陽ヘルフナイ林道を見ると通行止め、並行して走る大石沢林道から峠を目指す。この林道は元々が荒れた林道なのだが、台風の大雨の影響で、道が川の跡の様になっている。幾筋もの溝が掘られていて、路面はふかふかでタイヤがグリップしない。
岩だらけの荒れた林道は好きなのだが、こうした土の路面の荒れた林道は好みではない、などとぶつぶついいながら走ってゆく。

大石沢林道があの調子ではオロエンナイ林道もひどい状態だろうという予想は裏切られず、たださえ荒れている林道は凄いことになっていた。

大石沢林道で登りオロエンナイ林道で下った。本来はこの後、北陽ヘルフナイ林道で登りシュンクシタカラ林道で下るのだが、北陽ヘルフナイ林道が通れないので、シュンクシタカラ林道を往復することにする。

この林道だけは整備が入ったのか、もともと荒れにくいのか、フラットで快適なダートだった。ただ峠付近で土砂降りとなる。
雨宿りが出来そうな葉を茂らした大木を探しているうちにびしょ濡れとなってしまった。

シュンクシタカラ林道は何度も通っているが、シュンクシタカラ湖を見たことは無かった。是非見たいと思っていたので立ち寄ってみる。
10年ほど前には湖を一周できる道があったそうだが、今は道の痕跡が残っている程度。湖も木立が邪魔でよく見えない。
20世紀のオートバイツーリングの盛んな頃は、シュンクシタカラ湖の湖畔にテントを張って釣りをしているライダーもいたと聞いている。米や調味料が無くなると阿寒市街まで買い出しに来たそうだ。

パンク

(旧)阿寒町の未舗装路

シュンクシタカラ林道を出たところで雨が上がってくれた。道道を北に向かい国道240に出ようとしたところでパンク。
土砂降りの林道でなくてよかった。

荷物を下ろしタイヤを車体から外す。
見ると五寸釘が刺さっていた。
どこの林道を走る場合でもそうだが、特に北海道の林道を走るのにはパンク修理が出来ることは必須の条件だ。北海道の林道は交通量が少ないので人の助けはまず期待できない。

その代わり、管理車両は良く通る。
特に雨の直後の林道の状態を見ることが多い様だ。このときも2台の管理車両が横を通っていった。
普通、本州や九州、四国の管理する側の人はライダーに親しく話しかけることは無いのだが、北海道は別で気楽に話をしてくれる。このときも車を止めて何か手伝えますかと声をかけてくれた。
もちろん、こうしたことには慣れているので、お礼を言って先を急いで貰った。

パンク修理は約1時間ほどかかった。パンク修理そのものにはさほど時間を撮られないのだが、荷物の上げ下ろしが15分、空気を1.6に入れるのに15分ほど掛かる。雨が上がったのは良かったのだがすぐに晴れて30℃を越える気温となり汗だくになったので、休み休み作業を進めたその休憩時間が合計で15分ほど。

阿寒岳の南の道

(旧)阿寒町の未舗装路

阿寒岳というのは面白い山で、周りを林道に囲まれている。
東西南北、どの方角を見ても20km以上のロングダートがある山は日本ではこの山くらいだろう。

この日走ったのは、南側の林道。飽別白水林道、フレベツ白水林道、新幌呂林道、茂幌呂林道、鶴居峠などだ。
これだけ阿寒岳が間近にある林道なのに、山が見えるのは鶴居峠のある道道と飽別白水林道だけなのも面白い。鶴居峠から見えるのは雄阿寒岳、飽別白水林道から見えるのは阿寒富士だ。これに雌阿寒岳を加えて総称として阿寒岳を呼ばれている。
3座とも1500mに満たない山なので手軽に登る事が出来る。特に雌阿寒岳は登山道の傾斜が緩やかで道も踏み固められているので、登山の装備が無くても登る事が出来る。

帯広

鶴居峠を下ってそのまま鶴居キャンプ場に行きたかったのだが、パンクをしたために、予備のチューブを使ってしまった。まだ先の長いツーリングに予備チューブが無いのは心細いので、帯広のレッドバロンに行きチューブを調達することにした。

帯広のレッドバロンは何度か立ち寄っているので位置を把握しているのだが、念のためにカーナビNV-U37でガイドをさせたのが間違っていた様だ。途中で気がついたのだが、最短距離で案内をしていなかったらしい。カーナビにインストールされている地図は詳細で正確なのだが、ところどころ町道や農道が抜けていることがある。今回もそうだったらしいがどの道が抜けているかは、途中で土砂降りとなってしまったので確認する余裕はなかった。

土砂降りの中を帯広に出たが、バイパスが幾つか新設されていたのでわかりにくくなっていた。
レッドバロンの前にバイクステーションと書かれた簡易宿泊施設があり、雨が降っていたので魅力的に映ったが、出入りをしている宿泊客のライダーを見ていたら泊まる気が失せた。

北海道ツーリング用に購入をした手袋がツーリング実質5日目で穴が開いてしまったので、チューブと一緒に手袋も購入をする。ラフロの手袋で、かなりごつい作りでごわごわしていたが、耐久性は良さそうだ。

このまま鶴居にむかっても、鶴居のスーパーのAコープはすでに閉店をしているはずなので、フクハラで夕食の食材を調達してから鶴居へとむかう。

鶴居キャンプ場

(旧)阿寒町の未舗装路

北海道の食べ物で浮かべるのが蟹。毛蟹やタラバガニはよく食べたが、花咲カニは身の詰まったものは食べる機会を得なかった。七分の身の入りで580円と安かったので購入をした。

それとイカ刺し。イカ刺しも北海道で食べ慣れてしまうと、東京辺りのイカ刺しはゴムを噛んでいる様で食べられなくなってしまう。

北海道は旅をするところで住むところではないと、妙な時に思ってしまう。旅なら一食二食を食べる程度なので味が刷り込まれることは無いが、住んでいると何十回も食べるので、北海道の味が基準となってしまう。2年も北海道に住んでいると、もういけない。本州の海産物で北海で採れるものは、味が悪くて食べられなくなってしまう。東京辺りで食べる刺身はマグロやカツオに偏ってしまう。

イカ刺しは美味だが、花咲かには身の入りが思った程なく、水っぽくもあり、失敗かと思う。わたしのカニの味の基準は日本有数のカニの水揚げを誇る紋別港のカニが基準だから相当に高いはずだ。
鶴居のキャンプ場は相変わらず混んでいてテントを張るスペースを探すのにも苦労をするほどだった。

無料のキャンプ場で水洗トイレが付いているなど設備も充実しているから定住者が多い。定住者というと20代の若者がほとんどだったのだが今は違っていて、定年退職をして数年たった様な年配者が多い。若年層のレジャーが多様化して北海道に来る人がほとんどいなくなっているのに比べて、団塊の世代が大量にリタイアをして、昔を懐かしむのか多くが北海道に来ている様だ。

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