ツーリングトーク バイク談義

オートバイの整備とキャンプのノウハウ

会津盆地

北の国から99’

会津盆地

1999/07/12 150 km 天候:豪雨
栃木県−白河−西部林道−布引高原

出発は雨だった

会津盆地

長い旅の始まりは土砂降りだった。
矢板ICから東北道に乗り白河ICにむかう。
最初の目的は鎌房林道から西部・奥西部林道経由で会津盆地に入ること。
その後、会津若松から喜多方経由で、五枚沢林道の入り口にある大きな休憩所で野営をする予定。

白河ICを下りて鎌房林道に入り奥西部林道に入ると、道が川と化している。水深も深いところでは数十センチはある。なかなかの激流だ。

キャブレターが詰まる

会津盆地

奥西部林道に入り峠を越えた時、ガス欠症状が間欠的に出てきたので、いやな予感がする。なぜならガソリンは満タンだからだ。
しばらくすると、ガス欠でストップ。セルを回してもエンジンはかからない。やがてバッテリーが上がった。

こうなれば仕方がない、土砂降りの中、キャブをばらしてゴミを除去することにする。
パッキングをほどいて工具類を取り出し、バラし始める。ゴミを取り出しおえたキャブを取り付けパッキングを終えたときには午後5時を回っていた。
豪雨の中と言うこともあり辺りは暗くなってきていた。

エンジンはキャブが水に濡れたせいか、アイドリングがなかなか安定しない。

そして日が暮れた

会津盆地

奥西部林道を抜け二岐温泉を通る頃には身も心もぐったりしてしまった。
日没まではまだ時間があるが、廻りの暗さは夜といって差し支えない。豪雨の中の夜間走行は危険なので、ビバーク地を布引高原の展望台の下に決めた。

黒沢林道から脇道を入り布引高原へ抜ける林道を走る。黒沢林道も安藤峠まではほとんど川。路面は全く見えない。えらい日を出発日としてしまった・・・。
黒沢林道は通行止めだが、運良く布引高原へ至る道との三叉路までは通ることができた。

テントを張るが、夕食の食材がない。水もない。
仕方なく雨水を集めてご飯を炊き、ただの塩をふりかけて食べる。
雨に浮かれた蛙の声が耳に残った。

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