ツーリングトーク バイク談義

オフロードバイクの整備とツーリングキャンプのノウハウ

紋別から士別へ

北の国から99’

紋別から士別へ

1999/07/24 570 km 天候:曇りのち雨、強風
サロマ湖−紋別市−滝上町−士別市

紋別

紋別から士別へ

ハウスでの宿泊は朝早く出発できるのが最大のメリット。まだ同宿のみんなが寝ている6時半に出発。
曇天の中、R238を走り出す。道の駅オホーツク紋別で休んでいると、東屋で野営をしていたチャリダーがまだテントの中でごろごろしていて、道の駅の管理人さんともめていた。ここの東屋では毎年このトラブルをみている。

旧道を使って紋別市街を探索したあと、R273を南下、滝上町まで来ると強風が吹いてきた。これから向かう道の先は真っ黒な雲に覆われている。道道61に入ったところで用心のためにカッパを着ておく。

道道61は殆ど民家はない。岩尾湖は水が少なくとても汚く見える。湖畔のがけの上にキャンプ場と汚い運動会でよく見かけるテントが一張り立っていた。士別との境界を越えると雨がぱらついてきた。

ダート道道、119と118

紋別から士別へ

士別市街を抜けと本降りとなり、体温が奪われて行くのがわかる。R239の霧立峠に東屋があったので、ここで小休止したが横殴りの雨は大きな東屋のなかにも容赦なく吹き込んできて、濡れない箇所はなかった。

苫前町からR232を北上、道の左側(西側)には原野が、右側(東側)には牧草地帯が広がっていた。相変わらず吹き付ける雨と風の中では、海は全く見えなかった。
遠別町からR232をはなれ、殆ど民家がない道道119を進んでいくと、やがて廃棄された牧草地帯に至る。道道119のダート区間は踏み固められたフラットなダート、中川町から今度は道道118を南下して行き、やがてダートとなる。こちらも硬い土のダート、所々工事箇所がある。

音威子府村

紋別から士別へ

道道118のダート区間に物満内林道の入り口がある。広いT字路となっているので、道に迷う心配はない。
しかし峠までは草が所々繁っていて、あぜ道風、峠の直前に大きく路面が欠落している箇所があり、何とかバイク1台が通れる程度、しか路面が残っていなかった。

音威子府村に抜けたあと、牧場に囲まれた道道220から歌登町、道道12と経由して枝幸町へ。このあたりの牛はどこかのんびりとしている。雨さえ降っていなければとてものどかな風景を楽しむことができただろう。周りは山と言うより丘陵地帯。
道道12側のケマモナイ林道の入り口が通行止めのため、枝幸から入る。事前に入手していた情報と若干違いがあり、予定より長いダートを走る。R238側の出口には問牧のバス停と小さな商店が一軒建っている。

道道732

R238の神威岬の公園で休憩をしていると、クルマのキャンパーがテントを張り出していた。多少風が穏やかになってきたが、海岸線の公園では夜間、どれほど風が強くなるかわからないはず、ずいぶんと向こう見ずだと眺めていた。

浜頓別から道道84、上猿払から事前にダートとの情報を入手道道732へ。
生活道路のため大型トラックも走っているが、完全な2車線の幅員、路面は殆どギャップが無く、オンロードバイクでの走行も問題はないだろう。左右には白樺の林が並んでいた。

途中、エゾジカが飛び出してきたかと思うと土地らに向かって一心不乱にかけだし始めた。クラクションでは驚く様子もなかったので、エンジンを何度かあおると、ようやく我にかえって元来た森林の中へ帰っていった。
その後も、野ウサギが飛び出したりしていた。

浜頓別から内陸の中頓別へ移動して、雨天にもかかわらずキャンプファイヤーを楽しんでいた小学生たちと一緒にテントをはる。

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