2002/05/03 331 km 天候:曇りのち雨
長門−秋芳−萩−阿武川ダム−長門峡−匹見−戸河内
萩
秋芳台から萩の城下町まではすぐであるが、いくつかの小さな峠を越えなければならない。
萩野町は瀟洒だが、描いていたイメージとはだいぶ違い、巨大な観光地化してしまったともいえる。町中の人間は地元の方よりは観光者のほうが多そうだった。
萩上の城郭を廻ってみると、丁度台茶会が開かれていた。いかにもこういう茶会は古い城下町にしかない。
萩上は驚くほど小規模で、中国地方に覇を唱えた大毛利氏の居城とは知っていてもにわかには信じられない。
阿武川ダムと長門峡
阿武川ダムに至る県道は、ほとんど香料はない。このころになって、中国地方の山の深さと人口密度の低さを感じ始めた。
しかし、阿武川ダムはウォータースポーツが盛んらしく、ダム湖を一周するダートロードには水上バイクを積んだトレーラーを牽引する大型四駆が多数止まっていた。
阿武川から山口にかけて伸びるのが長門峡。狭い舗装路とダートをつないで行くことができる。紅葉の時期ならさぞ美しいと思うのだが、初夏の雨天ではダムの殺伐さだけが目立っていた。
晴れ間は一日だけだった
奥木戸林道まで南下してから、走る方角を東に変え島根県を目指す。柿木から匹見と来た所で雨の降りが激しくなってきた。
匹見から吉和寝ぬ蹴る国道488はあいにく通行止めだったので、仕方なく大きく戸河内経由で迂回をしなければならなくなった。
しかし戸河内にさしかかった所で日没、野営。
秋芳
荒ヶ峠林道を軽く流してから秋芳台へ。諸入道を見るつもりはないが、平尾台のようにカルスト台地を抜ける林道が有ると聞いているのでぜひ走ってみたかった。
しかし、天候が悪いこともあって印象は薄かった。