2003/08/07 393 km 天候:小雨、のち薄曇り
千歳 恵庭 夕張 厚真川 日高
ゲートに閉じこめられる
千歳林道を北に抜け道道117から今度は茂一安林道へと進む。
入り口にも途中にも通行止め等の標識は出ていなかったが、千茂林道との分岐を境に道の雰囲気が変わってきたので、いやな予感がしてきた。
茂一安林道の北側の出口は道道恵庭公園線の旧道、この旧道がゲートで閉じられていた。最初東側に出ようとしたがバイクではすり抜けもできない頑丈なゲートがある。
これは茂一安林道を引き返すようかと考えながらも、東側ゲートに来る途中に営林署の自動車が止まっているのを見かけたので、ひょっとして西側ゲートは開いているのではと向かってみる。
予想どおり、ゲートの鍵は開いていた。
夕張
恵庭山の麓から国道453、道道117とつないで恵庭インターに向かう。だいぶ前に道道117が通行止めで大きく迂回したことを思い出した。どうもこのエリアでは通行止めとかち合うように出来ているらしい。
恵庭インターから追分けインターまで高速を利用したが、思った以上に交通量があるので驚いた。高速道路は高架橋となっているのでなかなか見晴らしがよい。追分町に入る頃には雨はやみ、日が差してきた。
夕張から厚真川林道を抜け、炭坑厚真川林道へと進む。
佐主岳登山道
炭坑厚真川林道の入り口でダム工事用の迂回路の建設がはじまっていた。この林道も次回は通れないかもしれない。
一度、炭坑厚真川林道を走りきり、道道74へ抜けてから、今度は佐主岳登山道を確認するために引き返す。
佐主岳登山道は登山口までの区間もかなり荒れているが、登山口の先は倒木で道が完全にふさがれていた。木の状態から最近倒木下らしいことが分かる。
日高
国道274で穂別から日高へと向かうが、途中にある道道610の穂別側のゲートが開いているのを見つけた。ニニウ側は相変わらずの通行止めだが、穂別側があいているのは初めて見た。通れると事前に分かっていれば、富内から北上してきたのにと悔いるが、この迂回がのちに意外な効果をもたらす。
道道610の穂別側は、なるほどいつ来ても通行止めなはずと、納得するようなルートだった。断崖絶壁の上を通り、落石よけの隧道が随所にある。
富内から国道237へ抜け、沙流川に沿って北上し、日高へと至る。
当初は十勝平野へと抜けるつもりだったが道道610を通った分だけ時間が遅れているので、やむを得ず日高にて野営をする。
千歳林道
出発後、すぐに小雨が降ってくる。
向陽台から一度苫小牧側へ抜け、北五条林道から藤の沢林道経由で道道16にでる。
千歳林道の入り口で雨が強くなってきたので、入り口にあるサイクリングターミナルでしばらく休むことにした。