ツーリングトーク バイク談義

オフロードバイクの整備とツーリングキャンプのノウハウ

檮原、国道439、徳島

海南の黒潮海岸を走る

檮原、国道439、徳島

2004/05/03 355 km 天候:雨のち曇り
檮原町 四国カルスト 四万十川の源流 国道439 徳島市

檮原の大規模林道

檮原、国道439、徳島

日吉村から大規模林道に入るが、高度が上がったからか雨が降り出してきた。強い雨ではなく霧雨だが、これがゴーグルにつくと視界を遮ってしまうので以外とやっかいだ。
気温も予想以上に下がってきたので、たまたま見つけた東屋で防寒用のインナーウエアーを着る。
大規模林道東津野城川線は周辺の県道よりもよほど立派に造られている。

韮ヶ峠の林道

檮原、国道439、徳島

韮ヶ峠からやや南に下ったところにダート林道がいくつか残されている。晴天なら四国カルストが見える景観の良い林道なのだが、この天候では無理だ。
雨天と言うこともあり、空気圧が高いままダートに入ったが、ぽんぽん跳ねてバイクが思う通りに動いてくれなくて弱った。中の川井桑林道から東川林道を経由して国道440へと抜ける。

地芳峠と四国カルスト

檮原、国道439、徳島

地芳峠(じよし)で大阪から来ていたライダーと情報交換をする。ずいぶん大型のロードバイクに乗っていたが、四国では国道も県道もきついとこぼしていた。
かつて訪れたときの四国カルストは晴天の日だったので、山々の連なりが実に見事に見渡せた。この日は残念ながら雨、しかも20m先も見えないほどの深い霧で、カルストの岩をいくつかみつけるのがやっとだった。もちろん牛などはどこにも見えない。

四万十川の源流

檮原、国道439、徳島

四万十川の源流を訪れたかった、と言うよりは国道439から源流までの町道中村線の様子が知りたかった。予想以上に舗装化が進んでいたが、町道から分岐して源流まで至る支線はやや荒れたダートのまま、この辺はほっとさせられる。
さすがに雨天だとここを訪れる観光客もまばら。

国道439

檮原、国道439、徳島

以前は断続的な2車線だった国道439のこの区間もほぼ2車線化が終了したようだ。1車線区間が残るのは京柱峠と杓子峠ぐらいだろう。
かつての狭い439も懐かしいが、快調に走れる今の439も悪くはない。雨が徐々に激しくなってくる。途中にある道の駅で休みながら徳島へと向かう。

大歩危小歩危

檮原、国道439、徳島

5月4日の夕方まで四国を楽しむ予定でいたが、天気予報で明日はさらに激しい雨が降るというので1日早く帰路につく。
国道439を東に一気に進み、国道32から徳島へぬける。途中大歩危小歩危を通るが、どういう訳かここを通るときはいつも雨だ。
県境を越え池田町にはいると雨が止んだ。すれ違うライダー達もカッパは着ていない。

徳島

檮原、国道439、徳島

国道脇のうどん屋で食事を終えてから吉野川の河川敷で野営をする。普段の行動パターンなら、1日のツーリングを終えればそのままフェリーに乗って和歌山港へ行ってしまうのだが、翌日の雨天走行に備えて体力を蓄える算段だ。

  1. << 前のページへ
  2. 次のページへ >>

このエントリーをはてなブックマークに追加