1998/08/20 0 km 天候:土砂降りのち晴天
根室−摩周湖−屈斜路湖−知床−摩周湖−網走
屈斜路湖から小清水へ
屈斜路湖畔林道に入りしばらくは、湖は木々に隠れて容易に見えない。半分も来た頃、右側の木が無くなり始め、屈斜路湖の全容が見えだした。
屈斜路湖畔林道を抜けてから、知床半島へ向かう。
丁度北海道に住んでいた頃、知床横断道路についての議論がやかましかったので、まだ走ったことはないのに妙に印象に残っている道だ。
午後になると雨が上がり、小清水町についた頃には晴天、防寒装備のため暑くて頭がボーとしてきた。
知床、再び摩周湖
オホーツク海側の斜里町では雲はほとんど無かったのに、知床峠では太平洋側は厚い雲海でなにも見えない。
オホーツク海側は晴天、太平洋側は雨天、恐ろしいほどきれいに分かれていた。
下りに知床5湖、カムイワッカ湯に立ち寄り、網走に向かってR344、R244を走っている時、摩周岳付近に雲がないことに気がついた。オホーツク海に沈む夕陽もみたかったが、ぜひ摩周湖が見たいので、かなり無理なペースで一路、摩周湖の浦摩周湖展望台を目指す。
たどり着いた当初、霧でなにも見えなかったがしばらく待つと、5秒だけ霧が晴れて湖面が見えた。幻想、幽玄、この間堂だけは言葉では表せない。
神威の国
オホーツク海に沈む夕日に間に合うべく、道道1034、R391をひたすら北に向かう。
浜清水にまで来たとき、丁度夕日が海に没する所だった。
日が完全に没した頃、網走に到着。毛ガニを初め海の幸をたっぷりと買い込み、市内で野営。
中標津から摩周湖へ
かなり冷えこみ、相変わらず雨もぱらついている。
昨夜一緒になった同じ関東からきているライダーと出発も偶然同時、R44に出たところで別れる。
R243経由で中標津に向かうが、県道8、県道13は期待したほどの道では無かった。
摩周湖へ向かう途中、どうしようもなく体が冷えてきたので、摩周駅で道新を1部買い求め、体に巻き付ける。映画「八甲田山」で覚えた知識がこんなところで役に立った。
しかし雨はだんだん激しくなっていく。
摩周湖第1展望台は深い霧でなにも見えない。いや、霧と言うよりは雲か。
第3展望台も同様。
屈斜路湖へ向かう。県道52からは湖は殆ど見えない。