1999/08/15 366 km 天候:雨処により曇り
岩泉−上有芸−新里−宮古−遠野
遠野
山田から幹線国道のR45を走るがすぐに飽きてしまい、大槌で又脇にそれる。長井林道を目指すものの落石で通行止め、すぐ南側を通る琴畑林道に迂回する。途中、周辺の道の地図が掲げられていたので、これを参考にして短いダートをいくつかつないで走ってみる。おもしろかったのは琴畑林道にある360度のループ橋。林道にループ橋があるのはおそらくここだけだろう。(注:林道のループ橋は日本各地にあるので、珍しくはありません)
遠野に抜けた後、特に観光をしようとも思わなかったので、遠野を大きく周回するルートを探索してみる。予想に反して道は良く整備されていた。遠野は観光地らしくたくさんのライダーとすれ違ったが、カッパを来ているのは一人も居なかった。東北でも雨が降っていたのは岩泉とその周辺だけだったようだ。
火の土林道
初めて訪れたのになぜか懐かしい感じのする遠野を後にして、県道238で蕨峠を越えていく。日が陰ってきたために、峠付近は薄暗くて前がよく見えない。R340に抜けた後、日の土林道に入るが、道が複雑でなかなか本線が見つからず、ようやく探し当てて先に進んでいくと、伝染病のため通行止めとの看板が掛かっていた。残念ながら引き返す。
三陸海岸
早朝の岩泉は雨、人気もまばら。北にのびる県道173や付近の町道を走ってから南下。上有芸へ抜ける町道ダートなどをつないでR340新里村へ至る。R340は1車線区間がわずかに残るが、拡幅工事箇所が多く、いずれこの風景も見られなくなってしまうだろう。
宮古市内はまだ朝と言うこともあり、交通量が少ない。
ここから海岸に突き出た半島にある観光スポットも走って見るが、格別の印象は残らなかった。
宮古の南を通る県道41は海に近い道とは思えないほど山深い。カーブは殆どヘアピンで見通しも利かない道が延々と続く。幅員が狭いので乗用車どうしのすれ違いには苦労するだろう。