2003/06/09 305 km 天候:晴れ
子別峠 坂本 五木 人吉 十曽川
内谷ダム
内谷ダムを周回するダートを走り、坂本村への未舗装村道を往復する。途中、故障したのか、車が立ち往生していた。
五木村と坂本村をつなぐ村道なので交通量も多く、すでに何台かの車が立ち往生している車の前後に詰まっていたので、今回は助ける必要はないだろうと通り過ぎる。
未舗装路で立ち往生をしているドライバーはダートの経験の乏しい人ばかりなので、助けるにも一苦労では済まない事が多い。茨城県の筑波山では、大型のワンボックスカーを助けるのに2時間以上かかった事もある。
八原
小さな小さな五木村の中心部で一休みした後、八原へとむかう。
八原林道を上ってゆくと、驚くほどの高いところに集落があった。五木村は山間部の僻村と言われているが、その五木村の中でもこの集落はもっとも山に近い集落だろう。
八原林道は標高の高い林道で、周りの山を見下ろりながら走る事ができる。
球磨川
人吉市から球磨村までの間に大型のボートを積んだトラックと何台かすれ違う。有名な球磨川下りを行っているようだ。
球磨川は山形の最上川などとともに、日本三大急流と呼ばれているが、実はわたしの中では印象が非常に薄い。ここを訪れるときがいつも渇水の時だからだろう。
逆に最上川はなぜか雨の後の大増水をしている時に決まって訪れている。
球磨村から南に延びる布計林道に入ってゆく。
十曽
河口から十曽にかけて、迷路状に林道が造られている。
荒れた林道が多く、時折路面が見えなくなる。除草などはしていないから、景観は楽しめない。
大口市側の支線を一通り探索した後、十曽で野営。
子別峠
五木村と泉村の境の子別峠(こべっととうげ)は、かつて五木村の子ども達が働きに出るとき、親と別れた所である事からこの名前が付いたと言われている。
子別峠の周辺にはいくつかの林道があり、横谷林道もおもしろいが、お薦めは大通越林道。