ツーリングトーク バイク談義

オートバイの整備とキャンプのノウハウ

紋別の道

北海道ツーリング2011

紋別の道

2011/08/18 0 km 天候:曇り
(旧)端野町−湧別町−紋別市

サロマ湖の道

紋別の道

サロマ湖に来る楽しみの一つが、幌岩山展望台から見る景観だ。
東西、どちらから登っても5kmあまりの未舗装路を走るので、景観のすばらしさの割に人が少ないことも気に入っている。

この日は、7時過ぎに登り景観を楽しんでから下り始めると、大型のロードバイクが2台登って来た。軽快なオフロードバイクならともかく、重そうなロードバイクだと、登りはともかく下りが大変そうだとおもう。

昨夜、テントを張ったキムアネップ岬が眼下にある。
こういうシチュエーションも珍しいかも知れない。30分ほど前までテントを張っていた場所を数百メートル下に眺められる。

ホタテバーガー

紋別の道

幌岩山展望台を降りてから、(旧)端野町の忠福林道とその支線2本他、合わせて50kmあまりのダートを走ってから、再びサロマ湖湖畔に戻る。

サロマ湖のもう一つの楽しみが北勝水産のホタテバーガーを食べることだ。以前は鮭バーガーとホタテバーガーを一つずつ食べていたが、今回はホタテバーガーだけを食べた。

気のせいか、前回食べた時よりも、ホタテの貝柱の大きさが一回り小さくなった様だ。不景気のせいかもしれない。あるいは、過去の記憶を美化しているのかも知れない。

味は期待通りだ。ホタテのフライをパンで挟んだサクサクの歯ごたえ。マヨネーズと味の濃いトマトの組み合わせ。

志撫子と芭露

紋別の道

北海道の字(あざな)で気に入っているのが、志撫子と芭露だ。
志撫子は「しぶし」と読むが、芭露は「ばろ」と読んでもよいし「ばろう」と読んでもよい。元はアイヌ語で、無理に和人の発音に合わせる必要も無いだろう。字面と読みが気に入っているだけで、深い意味は無い。しいて言えばこの辺りのサロマ湖の湖上をカヌーで漕いだことがあるからだろうか。
サロマ湖とカヌー
ゴマフアザラシの大群に追い回されるという、珍しい経験をしたときだ。

山田地名解によるとバロはパロ(半濁音・paro)で、「その口」という意味で、芭露川がサロマ湖に注ぐ川としては2番目に大きな川だから、名付けられたという。

志撫子と芭露は低い丘陵を挟んで東西に並んでいる。どちらも小さな農村だ。
上芭露志撫子間道路などの未舗装路でつながっている。まだ国道も無い開拓当初の時代、サロマ湖湖畔まで出る迂回の道よりも、低い丘越えの道が実際には使われていたのかも知れない。

旅というのは、想像力があれば何倍にも楽しくすることが出来る。

紋別の街

紋別の道

紋別の市域に属するコムケ湖湖畔のダートや支流の沢林道、クチャンナイ林道、弘道林道を走ってから、紋別の街へと向かう。

昨夜から食べ物続きなのだが、オホーツク海沿岸の街というのは、魚介類の美味しいところなのだから仕方がない。
この日は紋別市街にある回転寿しニンクルで夕食を採る。今回のツーリングでは、たぶん初めての外食だ。

この寿司屋は安くてとても美味しいので、一時期通い詰めたことがある。数年ぶりのニンクルは、時代の流れで一皿辺りの価格が上がり、ネタも多少の変化が見られたが、北見のトリトンで食べるのに比べると半分くらいの予算で済む。

ニンクルのお薦めがサンマ。秋刀魚のなまえの通りに秋が旬の魚で8月中旬は地元産のサンマにはまだ早いのが残念。
他に、銀ガレイ、エンガワ、ホタテなどオホーツク海で採れる魚介類がお薦め。変わったところではシメサバが他の寿司屋では味わえない味をしている。

値上げがあったとは言え価格は今でも格安の部類に入るのでお薦めできるが、味は個人差が大きいのでトリトンの方が美味しいという人もいるだろう。わたしはニンクルの方が好きだ。
だから、トリトンは寄らなかったが、ニンクルはちょっと無理をしてでも寄りたかった。

西興部のツーリングトレイン

紋別の道

興部町にある無料の宿泊施設のツーリングトレイン。
時代の流れで、ひょっとして廃止になっているかと危惧をしていたが、残っていた。

このエリアには、旅人向けのキャンプ場が無いので、この宿泊施設があるのはありがたい。といっても、今までは混雑を避けるために寄らなかった。
今回はここに泊まらないと、さらに1時間前後は走らなければならないので、やむなく泊まったと言う感じだ。

満員を覚悟していたが、思ったほど混んではいないのがありがたい。ライダーが5、6人にチャリダーが2人。ライダーはどこかに行ってしまって1人もいない。チャリダーは10代、20代の若者だが、ライダーと話しているよりもよほど面白い。

ライダー10人と話すと、どれもこれも話す内容が同じで面白味に欠けるのだが、チャリダーは各自が目的を持って、自分の足で漕いで走っているので話に個性があって楽しい。
一人は日本一周の途中、一人は佐多岬から宗谷岬までの日本縦断を終えて帰る途中だという。わたしにとって、日本はすでに好奇心の対象ではなくなりつつあるのだが、若い彼らにはまだまだ未知の部分が多く残されているのだろう。

数年前に沖縄本島を自転車を持ち込んで隈無く廻った話や、槍ヶ岳・穂高岳を縦走した話をすると、目を輝かせて聞いていた。

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