ツーリングトーク バイク談義

オフロードバイクの整備とツーリングキャンプのノウハウ

花咲じいさん

花咲じいさん 返信

  1. 投稿者:うーたん 栃木県
  2. (投稿日:2003/10/09 / 更新日:2003/10/09)
  1. フォームメール
  2. 変更
  3. 削除
  4. 地図の入力

ガソリンタンク内のさびを簡単にとってしまうというふれこみの「花咲じいさん」ですが、15年落ちのDT200Rというバイクに使用してみました。

バイクの方は、タンク内はガソリンの給油口から見ただけでも赤いさびの部分が目立つほどの状態でした。燃料コック側のフューエルフィルターは、真っ赤になるほど赤さびが付着していました。

そして何よりもさびの影響でしょう。エンジンの調子が今ひとつで、おそらくキャブレターにさびの悪影響が出ていたのでしょう。
キャブのオーバーホールを毎年2回行わないと、エンジンがかからないと言う状態でした。

ガソリンタンクから燃料系のオーバーホールを兼ねて、タンク内の清浄もしようと、たまたま特価で販売していた花咲じいさんを購入、早速使用してみました。

使用結果には驚きました。
うっすらと付いていた赤さびは完全に落ちているほか、こびりついたような頑固な錆びもほとんど目立たないほどに消滅していました。
使用そのものはとっても簡単で、タンクからガソリンを抜いて水と花咲じいさんを適量入れるだけです。丸1日たったら中の水を抜いて、ゲル状にこびりついている花咲じいさんの残骸を、ホースから行きよい良く出る水で洗い流すだけです。
ゲル状のものは水で簡単に洗い流せますが、出来ればタンクをバイクから取り外してガシャガシャ洗ったほうが、時間もかからず、ゲルも残りにくいでしょう。

低年式のバイクはもちろん、原因不明でエンジンの掛かりの悪くなったバイクも、以外とタンク内のさびが原因と言うこともあり得るので、花咲じいさんは一度試してみる価値はあります。

掲載した画像は、花咲じいさんによる洗浄を終えて陰干ししているガソリンタンクです。