豪雨の中のキャブ詰まり
- 投稿者:うーたん 福島県
- (投稿日:2003/09/02 / 更新日:2003/09/02)
DJEBEL XCでは3回、ツーリング中にキャブレターが詰まり、キャブのオーバーホールをしたことがあります。それもどういう訳か雨天の時に詰まります。
掲載した画像はキャブレターが詰まる直前に撮影した福島県の西部林道です。林道が川のようになってしまうほどの豪雨の中で、まさかキャブレターのO/Hをすることになるとは思いませんでした。
時刻は3時を少し廻った頃、雨天の時は暗くなるのも早いのでとにかく素早く修理を終えないとと気ばかりが焦りました。修理道具は防水されたリアバックに入っているのですが、雨の中で取り出したので、シュラフなど他の荷物もぐっしょりと濡れてしまいました。
このときのツーリングは東北地方から北海道へ渡ったのですが、運の悪いことに北海道に渡るまでの数日間は毎日が雨で、ぬれたシュラフ他の荷物や装備を乾かすことができませんでした。
キャブレターのオーバーホール
- 投稿者:うーたん
- 投稿日:2003/09/02
2回目にキャブレターが詰まったのは、ゴールデンウイーク中に自宅の栃木から四国へ向かう途中、午前0時を廻った三重県桑名の国道でのことでした。このときも天気は朝から雨でした。
信号待ちをしていて、青になったので発進したら突然エンジンが止まりました。各部をチェックして確認し、また症状からキャブが又詰まったことが分かりました。
深夜、雨天と言うことでさすがにこの場ではキャブのO/Hはできないのでどこかで雨宿りをして早朝に直そうと思ったのですが、運の悪いことに工業団地の真ん中らしく、雨宿りをできそうな所がありません。
ようやく雨だけは防げそうな工場の軒先を見つけてここで仮眠を取り、翌朝なんとか修理を終えました。
修理を終えたのが午前7時を少し廻った頃だったので、この工場の工員さんが早朝出勤してきた時間と重なりました。ちょっとびっくりしていた工員さん達に事情を話して、軒先を借りたお礼を言うと、「そうかそうか、動くようになって良かったね」という返事が返ってきました。
ものを作る仕事をしている人には、故障や修理に対する理解があるので助かりました。ものを売るだけの商店ならおそらく恐ろしい剣幕で文句を言われたことでしょう。
掲載した画像は、定期メンテナンスでキャブレターのO/Hをしている所です。キャブレターを取り外すにはバイクの外装を全てはずさなくてはならないので、特にツーリング先で行うのは結構大変です。