2002/04/12 347 km 天候:雨のち曇り
名護−本部−大浦湾−塩屋−大国林道
名護
本部半島から国道505で今帰仁を通り過ぎ、県道71で再び名護市内に至る。名護岳の周辺にある林道を走るためだ。
オリオンビール工場の脇から山に伸びる2車線路は途中から工事中で、1車線路となる。名護岳林道は途中に公園があり、展望台から名護を遠望できる。
再びオリオンビール工場脇の県道18から入り、今度は楚久雨志川林道を通って大浦湾へ至る。この林道は真新しい舗装区間が舗装工事の進行中を物語っているが、なかなか荒れていておもしろい。大浦湾側の出口には廃棄されたホテルが建っている。
大湿地
県道18を名護岳へむかい、途中から番越林道(一部の地図には番城林道と誤記載されている)、嘉陽林道とつないで天仁屋(てにや)へ抜ける。この二つの林道は立派に舗装されていて残念。
(注:付近に瀬嵩林道があるが、この林道も全面舗装で、一部の地図では瀬高林道と誤記載されている)
天仁屋から舗装農道を通り大湿地(おーしったい)へ。大湿地は沖縄では珍しい山岳の農村、民家が数軒建っていて、コーヒーハウスもある。集落を抜けると短いダートがあり、路上で子供が遊んでいる。
大湿地を中心に伸びている道は全てが舗装化されている。
大国林道
多野岳の周辺の林道を再び調査してから塩屋へと向かい、塩屋湾を一周してから大国林道へ。
すでに日が傾いていた。沖縄の原生林の植生は九州や四国と違っていて、なかなか興味深い。
日が沈むと気温が急に下がりはじめ、走ることもつらくなるほどなので、やむなく海岸線まで降りて野営。
本部
名護市内を国道58で通り抜けて、途中から国道449に入る。名護から本部へ抜けられる道はこの国道しかないので、早朝というのにかなり混んでいる。しばらく我慢していたが、15分ほど全く動かなくなってしまったのでやむなくUターンして県道84から本部半島へむかうことにした。
県道の左右には住宅と観光用の施設が入り交じって立っている。
本部に抜けてから山にむかって伸びている道を片っ端から走ってみるが、通り抜けられるダートは見つからない。道が複雑でほとんど地図は役に立たず、交通量がほとんど無い路面は、コケが生えていてよく滑る。