2004/07/30 396 km 天候:快晴
阿仁−上小阿仁−男鹿
上小阿仁
阿仁の姫ヶ岳林道も落石で通行止めのため引き返す。上小阿仁から山間部の萩形まではいるが、馬場目林道は残念ながら数年前から廃道となっていた。
蛇喰の周辺の林道を探索の後、中ノ沢林道を使って秋田平野へと抜ける。
男鹿の海岸道路
秋田市は迂回し、海岸沿いの道をつないで男鹿半島へ。男鹿半島の記憶はとても薄く、どのような景勝があったのか思い出せないほど。一度通った地域はまず忘れないのだが、男鹿半島だけは違うらしい。そうしたことがあるので、久しぶりにこの半島を走ることにした。
入道崎
海岸線を時計回りに走り先端の入道崎へ。夕日の名所として名高いこの岬は、日中は以外とすいている。
夕日の時間に又来ることにして内陸の道路を走ることにした。
なまはげライン
男鹿半島を東西に横切るなまはげラインは、男鹿観光には欠かせない道だが、農道だからか大抵の地図には不完全な形でしか載っていない。ほぼ直線の道で、緩やかにアップダウンを繰り返す。
寒風山
なまはげラインは未完成なのか、最初からの計画なのかは分からないが、道が途中で途切れたようになっている。
その途切れた箇所にあるT字路を北に進むと寒風山の頂上へと至る。西日を浴びた寒風山は青空に良く映えていた。
入道崎の夕日
さて、再び入道崎。夕日には多少時間が早かったが他に廻るところもなくなってしまったので、ついてしまった。暇つぶしに観光客を関さすしていると、時間と共にどこからくるのかと驚くほどの人数が繰り出してきた。岬の駐車場は大型の観光バスで一杯だ。
日は徐々に沈み初め、15分ほどで日本海に没した。なるほどこれは美しい。
満月の男鹿三山
月明かりに浮かぶ男鹿三山。一ノ目潟にある眺望台からの眺めだ。日中はさしたることのない景色だったが、よる、漆黒の山容は月の白い光と対照的で実に美しい。
男鹿半島は火山有り、海岸線有り、岬有り、湖有りと北海道と九州の良いところだけを集めて小さなおもちゃ箱にしたような地だと、その良さを初めて知った一日だった。
河北林道
田沢スーパー林道は廃道となっていた。来た道を引き返し河北林道へ。さすがに今回はツキノワクマも居ず、通行止めもなかった。驚くほど舗装化が進んでいる。10年もすれば全面舗装となるだろう。