2010/05/03 341 km 天候:晴れ
高知県、愛媛県
奥南川林道と周辺の道
この日、一番時間を費やしたのが奥南川林道と周辺の林道の取材。
奥南川林道が長い上に、弘沢林道など接続している林道がおおく、取材でピストンを繰り返しているうちにダートを100km以上走ることになった。さすがに100kmのダートを走り続けると体力の消耗が激しい。
以前に立っていたこのエリアの林道の地図はなぜか撤去されていた。
多数の林道が交差するエリア
奥南川林道は一部通行止めだったが迂回路があるので、そこを通って伊留谷林道へ抜けられた。
1度、伊留谷林道から越裏門に抜けた後、逆走をして奥南林道視線、奥大野越、広沢林道と走ってゆく。
転倒
4時間以上、晴天の林道を走っていて精神的にも体力的にも参ってしまったらしく、オートバイの上でしっかりとした体重移動ができない一瞬に転倒をしてしまった。
普段、履いているダンロップD605なら滑ることはないのだが、今履いているのはロード用のD604、一瞬でも気が緩むと即滑って転倒する危険性がある。
ほうじが峠
ほうじが峠から見える杉の山がわたしは大好きなのだが、道の左右の樹木が育ってきてしまい、山が見えなくなってきたのは残念。
再び転倒
この転倒は完全にタイヤの性能によるもの。
体重移動もオートバイの姿勢も完璧だったのだが、深い砂利の勾配のあるコーナーでいきなりフロントタイヤを取られて転倒をした。
林道ツーリングにダンロップのD604はやはり向かないようだ。
愛媛県河辺村のとある林道
愛媛県と高知県の県境にある狭い林道。ほとんど交通量はない。
この林道のあたりを坂本竜馬を始め、土佐勤王党の志士が脱藩のときに通ったといわれている。
坂本竜馬は3月に脱藩をして雪崩にあって難儀をしたというが、温暖化の現代、四国の山の中で雪崩に遭うというのはちょっと想像がつかない。
地元有志の努力
この標識は10年前から立っている。
この年の大河ドラマの竜馬伝にあやかってたてたものではない。
あちこちに立っていて、驚くような山の中で見つけることもある。
自動車やオートバイでは入れない登山道のような道も含まれている。
白髪山の林道
早朝、高知県と愛媛県の県境にある土佐藩時代の藩境にもうけられていた立川番所跡から白髪山地の仁尾ヶ内林道に入る。
仁尾ヶ内林道から峠へ至り、竜王林道をピストンして写真を撮影した後、奥白髪林道を下ってゆく。
この山地は登山者に人気があるらしく、仁尾ヶ内林道には立派な登山小屋が立っていた。