開陽丸(江差町)
- 投稿者:うーたん 道南
- (投稿日:2004/07/21 / 更新日:2005/11/08)
戊辰戦争で海没した旧幕府の軍艦「開陽丸」の模型が、江差町の鴎島に展示されています。船内は資料の展示が行われています。
開陽丸は榎本武揚に率いられて箱館(函館)を占領後、松前藩との戦闘を松前、江差で行いましたが、江差港に停泊中、夜間に暴風雨にあい沈没しました。
開陽丸の遺品
- 投稿者:うーたん
- 投稿日:2004/07/21
開陽丸の遺品は江差町の有志の方々の手で多数引き上げられています。開陽丸と一緒に屋外に展示されている大砲もその一つです。
ここに展示されている大砲の内、おくの2つは施条(いわゆるライフル)が施された、当時最新鋭の大砲です。
ナイトアップ(夜の開陽丸)
- 投稿者:うーたん
- 投稿日:2004/07/21
マストにライトがともされた夜の開陽丸です。
開陽丸の正式な名称は御軍艦「開陽」です。ただ、一般には開陽丸と呼ばれているので、ここではそれに従い開陽丸としました。御軍艦は幕末、江戸幕府が所有する軍艦にのみ使われた呼称で、薩摩藩や長州藩の船は単に軍艦と呼ばれました。
引き上げられた開陽丸の遺品
- 投稿者:うーたん
- 投稿日:2005/11/08
引き上げられた開陽丸の大砲や砲弾が展示されています。
ガトリング砲
- 投稿者:うーたん
- 投稿日:2005/11/08
ガトリング砲と言えば長岡藩が所有していたことで知られていますが、開陽丸にもガトリング砲の銃弾が積まれていたことが分かりました。銃本体はまだ未発見です。当時の軍艦に積まれていた例としては、薩摩藩所有の春日の艦尾に1門積まれていたことが知られています。
引き上げられた銃弾
- 投稿者:うーたん
- 投稿日:2005/11/08
引き上げられた銃弾です。驚くほど多種の銃弾が積まれていたようです。写真はゲベール銃とガトリング砲の準段です。他にもエンフィールド銃、ミニェー銃や凝るとピストルの銃弾もあります。
備品
- 投稿者:うーたん
- 投稿日:2005/11/08
真鍮製の備品も多数展示されています。
京橋松村号清住屋の桶
- 投稿者:うーたん
- 投稿日:2005/11/08
司馬遼太郎さんの著書の中にでてくる桶です。
甲板
- 投稿者:うーたん
- 投稿日:2005/11/08
甲板は木製で再現されています。3本のマストは遙かに天を指すほど高いです。