グラバー邸
- 投稿者:うーたん 長崎県
- (投稿日:2003/09/05 / 更新日:2003/09/05)
長崎に残る幕末維新当時に建てられたグラバー邸です。
現在は長崎港を見下ろす公園の中に移築されています。回遊式の公園で、入場料も安いので長崎を訪れた際にはぜひ立ち寄ることをお薦めします。
グラバー邸は洋風建築ですが、よく見ると屋根瓦の細部は日本のデザインが入っていたりして、なかなかおもしろいです。
建物の中には海援隊の第一の切れ者といわれた饅頭屋長次郎(上杉宋次郎)などの蝋人形が飾られています。
グラバー邸に住んでいたトーマス・グラバーは明治維新の後、徳川幕府が倒されたことについて、一番の原因は自分が討幕派の薩摩藩や長州藩、土佐藩に武器を沢山売ったからだという意味の事を述懐しています。
グラバーは日本の歴史上、最大の闇商人といえるかもしれません。