真田家の松代城
- 投稿者:うーたん 長野県
- (投稿日:2005/11/29 / 更新日:2005/11/29)
真田信之を藩祖とする松代藩の城趾です。数年前まで荒れ果てていましたが、最近整備され見違えるほど立派になりました。
真田信之は池波正太郎さんの「真田太平記」を読まれた方にはおなじみですが、大坂夏の陣や冬の陣で有名な真田幸村のお兄さんです。華々しい幸村の活躍に隠れていますが、親兄弟が反徳川陣営に加わっていたにもかかわらず、真田家を守り通した政治的手腕は並大抵なものではありません。
掘り
- 投稿者:うーたん
- 投稿日:2005/11/29
松代城趾を囲む内堀です。江戸時代のある時期までは千曲川がこの辺りを流れていたそうです。数年前までは水草が茂り、目も当てられませんでしたが、綺麗にそこをさらい、今も残る城壁を映し出しています。
老松
- 投稿者:うーたん
- 投稿日:2005/11/29
本丸の隅に生える老松です。枝振りが良く掘りに向かって下っています。この松の樹齢はそうとうのもののようで、ひょっとすると真田信之を見ているかもしれません。
それにしても、古城には松がよく似合います。
北不明門
- 投稿者:うーたん
- 投稿日:2005/11/29
北側の出入り口に利用された門が再建されていました。鉄砲挟間や弓挟間も再現されていて、挟間から城外をみると、戦国時代にタイムスリップし多岐になります。
江戸時代に千曲川が氾濫し松代城や城下町が壊滅するまでは、この城門が千曲川に面していて、川船で城内に出入りできたそうです。
本丸・天守跡
- 投稿者:うーたん
- 投稿日:2005/11/29
本丸の隅に一段と高い石垣があり、天守閣の跡と思われます。木々が視界を遮っていますが、石垣の上に登ると、広い見晴らしが得られます。
城内
- 投稿者:うーたん
- 投稿日:2005/11/29
城内は広く、遊歩道も整備されています。駐車場は大手門のすぐ外にあるので、車やバイクを止めてのんびりと散策できます。