足寄共同牧場の自然の展望台
- 投稿者:うーたん 道東(太平洋)
- (投稿日:2003/09/01 / 更新日:2003/09/01)
足寄町の北にそびえる喜登牛山のすそ野に足寄の共同牧場があります。
全面舗装の道道468が牧場の真ん中を貫いているほか、一部未舗装の北斗1号幹線も牧場の北側を通っています。
この北斗1号幹線には町道奥斗伏線など多数の分岐があるのですが、その内の一つに高台まで伸びている行止の支線があります。
この支線の行止箇所は小高い丘となっていて、ここからは道東全体を見渡すことができます。晴れの日には阿寒岳やトムラウシ岳も遠望できます。背景に森が広がっているので360°とは行かないですが、330°くらいの視界の広さがあります。
高い山の頂からの景色や、平野の中に人工的に作られた展望台からの景観もよいですが、地元の人でもほとんど知らない自分だけの展望台を知っているというのは、とても気持ちのよいものです。
南富良野の幾寅駅(鉄道員のロケ地)
- 投稿者:うーたん 道央
- (投稿日:2003/09/01 / 更新日:2003/09/01)
富良野盆地の南の端、道東と道央の境に南富良野町はあります。わたしが北海道に住んでいた頃は、勝手に道東と思っていたのですが、どうやら道央に含まれるようです。
南富良野の中心に幾寅の駅はあります。
北海道で映画関係の観光地というと、これまでは「幸福の黄色いハンカチ」の撮影セットが残されている夕張市が有名でしたが、「鉄道員」の人気でそれに負けない新しい観光地が誕生しました。
どちらも主演が高倉建さんというのが興味深いですね。
わたしが訪れた1999年夏はちょうど鉄道員の大ブームのさなかで、息が詰まるほどの観光客が押しかけていました。
ところで、わたしはこのときはうかつにも鉄道員そのものを全く知らなかったので、幾寅の駅に立ち寄ったのも走り疲れたから休もうと思っただけでした。なぜ北海道の山間にある小さな駅にこれほど観光客がいるのか不思議でならず、非常な驚きを感じました。
駅の敷地内に設置されている展示館を見学してようやく理由が分かりました。
駅の入り口(北側)は人混みがすごく休憩もとれそうになかったので、駅の南側に廻って休憩をしました。掲載したが写真は、そのとき南側から撮影したものです。
こちら側には人の気配は感じられず、本来の幾寅の風情を感じることができました。