ツーリングトーク バイク談義

オートバイの整備とキャンプのノウハウ

フロントタイヤの交換

フロントタイヤの交換

タイヤとホイールの取り外し

タイヤとホイールの取り外し

フロントタイヤとホイールを車体から取り外します。
ホイールの中心にアクスルシャフトが通っていて、このアクスルシャフトが車体に固定されています。

通常のオフロードバイクはメーカーを問わず4つの10m/mもしくは12m/mのボルトで固定されていて、この4つのボルトを緩めます。ついでアクスルシャフトをボックスレンチで緩めます。

タイヤとホイールの取り外し その2

タイヤとホイールの取り外し その2

アクスルシャフトを緩める際にはボックスレンチ、無いときは眼鏡レンチを使用してください、車載工具でもかまいません。間違ってもモンキースパナーなどは使わないように。

アクスルシャフトが緩んだのに車体からとれないことが良くあります。これはアクスルシャフトと車体が固着したためなので、プラスチックハンマーで軽く押し出すように2、3回たたいてあげると、すんなりととれます。
ツーリング先だったら、石や太い木を探してきて、ウエスなどでアクスルシャフトをくるんでからたたいてください。

2、3年以上タイヤ交換やパンク修理をしていないと、アクスルシャフトが錆びて車体に固着するので抜けないだけですから、あわてる必要はありません。

4つのネジと固定用の金具を取り外し、アクスルシャフトを取り出すと車体からホイールを取り外す行程は終わりです。

車体からホイールを取り外す その3

車体からホイールを取り外す その3

フロントタイヤとホイールを車体からはずし終えた所です。
車体からホイールを取るときには、ブレーキとブレーキディスク、スピードメーターの歯車などが有るので、傷つけたりしないよう注意してください。

また取り付けの際に、慣れないうちはこれらは間違えて取り付けて、後でやり直しとなりやすいので、付いていた順番をメモしながら外すと良いでしょう。

携帯式の簡易スタンドを使用しています。予算がある方や頻繁に整備をする方は、専用のメンテナンススタンドを購入したほうが安全上良いです。
わたしの場合、悪条件下の出先での修理が多いので慣れるためにこの簡易スタンドだけを使用して全ての整備を行っています。安全上、多少の問題があるので、ツーリング先以外での使用はお薦めできません。

この形で立っているのはかなり不安定なので、立て方に慣れていないと、ハンドルがぶれた拍子に転倒、弱い横風を受けて転倒、と言うことになります。
珍しい転倒例では、舗装路面のアスファルトが夏の暑さでへたり、柔らかくなったのでスタンドが食い込んで転倒したこともあります。

タイヤをホイールから外す その1

タイヤをホイールから外す その1

フロントタイヤは外形が大きくて細く、しかもビードが柔らかいので簡単に外せます。

タイヤレバーを差し込みタイヤのビードをホイールから少しずつ外して行きます。タイヤが直接ホイールにふれるわけですから、多少ホイールに傷が付きます。傷が付くのを防ぎたい方は、タイヤ交換の際にホイールをリムプロテクターが市販されているので、事前に購入すると良いでしょう。

タイヤレバーをタイヤの中に突っ込んで外すわけですが、このとき、チューブを傷つけないように慎重に行ってください。

一番良いのはタイヤレバーの先端をあいている方の手で触りながら、タイヤレバーがチューブを傷つけないようにホイールにかけて、タイヤを引き出すことです。

慣れてくると、目で見ながら作業を行い、チューブにさわって傷つけそうかどうかは、タイヤレバーから伝わってくるわずかな手応えで分かるようになります。

タイヤをホイールから外す その2

タイヤをホイールから外す その2

タイヤの中にタイヤレバーを入れるときは、写真のようにホイールに掛かるぎりぎりの浅さに入れるのが良いのですが、必ずうまくはいきません。
浅く入れてもチューブを傷つける場合があります。

タイヤをホイールから外す その3

タイヤをホイールから外す その3

タイヤを外すときは、2本のタイヤレバーを使用して、5cmづつ横にずらしながら外して行きます。欲張って10cm、20cmと大きくずらして外そうとすると、失敗する場合が多くなります。ホイールにも大きな傷が付きます。

1/4から1/3位タイヤをビードから外すと、後は手で外すことが出来ます。掲載した写真くらいにタイヤがはずれれば、誰でも手で外すことが出来ます。

一緒に行うと都合の良い整備 その1

一緒に行うと都合の良い整備 その1

タイヤ交換と当時に行っておくと都合の良い整備がいくつか有ります。まずベアリングのグリースアップです。

雨の日に連続して乗った場合、1月でさびが発生する場合もあります。フロントタイヤは新品から1万km〜1万6千km以上は走れますので、当然交換はこの走行距離に合わせます。

ベアリングにはグリースが詰めてありますから、湿気で程度で錆びることはありませんが、何度も雨の林道を走ったり、台風の中を長時間走行したりすると、簡単に錆びます。
また、錆びていなくても0リングの隙間から埃が入り込んで真っ黒となっているはずです。
どちらにしても、必ずグリースアップを行うことをお薦めします。

ちなみに0リングやカバーは慎重に外して傷を付けなければ再利用できます。わたしは初代のDJEBEL XCで7万9千kmを走りましたが、0リング等は1度も交換しないで済みました。
(ただし、0リングはゴム製で傷つきやすい部品ので、常に予備を前後左右を各1つづつ所持していました)

一緒に行うと都合の良い整備 その2

一緒に行うと都合の良い整備 その2

掲載した画像はベアリングを露出させたところ。
ここにグリースをベアリングが見えなくなるまで塗りたくります。

ベアリングのグリースアップの他に、出来ればフロントのフォークオイルの交換も行うと良いでしょう。
経験上、フロントのフォークオイルの劣化は走行距離が1万5千kmから2万kmで顕著に表れてきます。ちょうどフロントタイヤの寿命と同じです。

特殊な工具も必要なく、整備マニュアルを見ながら手順通りに行えば、誰でも簡単に交換できます。フォークオイルも1000円余りから変えますので安いです。

フォークオイルはいくつかのメーカー製を使用しましたが、DT200R、DJEBEL XCともにカワサキの中粘度のフォークオイルが一番フィーリングが良かったですが、この辺は好みがあるので、適時お好きなフォークオイルを使用してください。

タイヤの組み付けまえの確認

タイヤの組み付けまえの確認

フロントタイヤをホイールに組み付けるときは、手だけで行うことが出来ます。そのほうがチューブを傷つける心配がありません。
ただ、慣れないうちはほとんどは手で入れて行き、最後の1、2カ所だけをタイヤレバーを使用して入れます。

タイヤを組み込んだら、車体に組み付ける前に空気を入れて空気漏れがないか確認します。タイヤの取り外しや取り付けの際にタイヤレバーで傷を付けている可能性があるからです。

また、ムシからの空気漏れもチェックしておきましょう。石けん水を1滴、ムシの上にたらしておきます。漏れていると泡が出るので簡単に分かります。

タイヤレバーで付けた傷は大きい場合がほとんどなので、15分から30分ほど待って空気圧に変化がなければ、車体に組み付けます。

タイヤの組み付け

タイヤの組み付け

最後にタイヤを組み付けます。
組み付ける順番を間違わないようにしてください。
また、ブレーキやスピードメーターケーブル関係でネジをはずしれ居る場合は、これを付けることも忘れないでください。

全ての組付けが終わったら、最後に各ネジの増し締めをして終わりです。以外にネジが一箇所だけ締め忘れていた、と言うことは多いものです。

最後に自宅の周りを1kmほど走り、ハンドルやタイヤのぶれ、ブレーキの利き、スピードメーターの作動など、取り付け取り外しに関係のあった箇所のチェックをしておしまいです。

より詳細なタイヤ交換の方法をご覧になりたい方は新・フロントタイヤの交換(詳細版)をご覧ください。

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