ツーリングトーク バイク談義

オートバイの整備とキャンプのノウハウ

クッカーの選び方

クッカーの選び方

調理道具のクッカーは2つ3つの入れ子式になっている製品があり、蓋がフライパンとして使える製品もあります。クッカーの中にガスストーブのガスカートリッジを格納するのも定番です。素材にはチタンとアルミがあります。キャンプツーリングでは、クッカーが器になり、炊いたご飯はそのまま食べます。クッカーの選び方の解説です。

写真は、ベルモントの一合炊きチタンクッカーに、同じベルモント製の中クッカーと大クッカーを入れ子にしたものです。中に、プリムスのIP-110ガスカートリッジを入れて、収納状態を再現しています。

クッカーのサイズ(容量)と種類の選び方

米を一合炊く場合の容量は米約200mlと水300mlの計500mlです。米を炊くと吹きこぼれるので、多少余裕を持たせて600mlから1000ml位のクッカーが良いです。
二合炊きはこの倍で約1200ml、三合炊きはこの三倍で約1800mlが目安です。

クッカー・セットを揃える場合は、小さいサイズをご飯炊きにして、もう一つはそれよりも一回り大きいサイズにします。
ご飯を炊いたクッカーは茶碗代わりにして使います。大きな方でおかずを調理するので、大きな方が使い勝手が良いのです。

それと、フライパンがあると調理の幅がグンと広がります。ツーリングには持参することをお薦めします。

お薦めのクッカーのポイント

お薦めのクッカーのポイント

お薦めのクッカーのポイントです。

●2個の鍋のセットで入れ子になること。
●中に自分の使うサイズのガスカートリッジが収納できること。
●フライパンがセットで付くか、別途に購入したフライパンを入れ子で収納できること。
●素材はアルミアルマイト製。

写真は、チタン製クッカーですが、2個の鍋の入れ子のセットで、蓋は、2個ともフライパンになるモデルです。

以下、選択のポイントを具体的に見て行きましょう。

クッカーの入れ子

クッカーの入れ子

殆どのクッカーは入れ子で収納することが出来るのですが、メーカー相互の互換性はありません。
また、同じメーカーでも入れ子に出来ないモデルもあるので、セットで購入せず単品で購入するさいには、入れ子に出来るモデルかどうか、注意が必要です。

写真はベルモントのチタン製クッカーを3つ入れ子にしてありますが、実際には一番中の一合クッカーは丈が少し高すぎて、外側の二つの入れ子に収まりません。
同じメーカーでも互換性の無い一例です。

クッカーが複数個有れば、入れ子で収納できないとかさばることは、上の写真でおわかりと思います。

クッカーにガスカートリッジを収納する

クッカーにガスカートリッジを収納する

ガスカートリッジの収納の話ですですが、最後はクッカーの入れ子の話となります。

写真の様に、自分が使用するガスカートリッジをクッカーの中に収納します。ガスカートリッジはサイズも取り付けネジもメーカー相互の互換性があるので、使い回しが出来ます(メーカーは奨励しませんが)。
写真のガスカートリッジは最も小型軽量の110gです。ガスカートリッジには他に、250g、500gのサイズがあります。

殆どのクッカーの説明欄に収納できるガスカートリッジの大きさが書かれています。

最小のサイズのクッカーは、大抵は110gが格納できる直径と深さを持っています。
中サイズのクッカーは250gが収納できます。
深鍋(深型)のクッカーは500gが収納できます。
この中でキャンプツーリング中に入手しやすいガスカートリッジは250gです。500gは大きな街のホームセンターなら手に入りますが、110gはアウトドア専門店でないと入手は難しいです。

先にクッカーのサイズを炊く米の量に合わせて述べました。
ソロキャンプの場合、炊くご飯の量は一合か二合でしょう。
一合の場合、クッカーのサイズが600lm前後を選択すると、収納できるガスカートリッジは110gのみとなります。
クッカーのサイズが800ml以上となると、大抵は250gが収納できる様になります。

大は小を兼ねるの言葉通り、クッカーを選ぶ際には250gが入るサイズを選びましょう。調理の燃料を探し回る苦労を少なく出来ます。
ただ、あまり大きすぎると使いづらくなるので、250gが入るギリギリのサイズが良いです。

ここからはクッカーの入れ子の話になります。
セットで購入する際、もしくは追加で入れ子にできるクッカーを購入する際、小さいサイズのクッカーの直径と深さが250gを収納できれば良いですが、110gしか収納できないと、最初に大きめのクッカーを選んだ意味が無くなるので、注意して下さい。

フライパンは必須の調理器具

フライパンは必須の調理器具

蓋がフライパンになっているクッカーをわたしも使用していますが、実際のキャンプでは、フライパンは単独の方が使いやすいです。
と言うのも、フライパンは焼き上がったら皿としてそのまま使うからです。
また、ジンギスカンの様に焼きながら食べる料理には、フライパンが不可欠ですが、蓋として使うとなるとそういう使い方が出来ない場合も出てきます。

写真は北海道のキャンプ泊で、シメジとピーマンを混ぜたジンギスカンを調理しているところです。使用しているフライパンはエバニューのフライパンです。

蓋がフライパンになるクッカーを購入しても、単独でフライパンを使える様に、別途にを購入することをお薦めします。

フライパンと鍋の収納の一例

フライパンと鍋の収納の一例

鍋にガスカートリッジを入れ、鍋より少し大きめのフライパンの中に鍋を入れて、パッキングをする一例です。
クッカーを選ぶ際には、使いやすい大きさと言うだけで無く、収納性も考慮しないとパッキングで苦労します。

写真は、ベルモントの一合炊きクッカーとエバニューのアルマイト製フライパンを入れ子にしたものです。鍋を入れ子にすると、直径と深さが絡んできますが、フライパンは直径が鍋よりも大きければ入れ子に出来るので、メーカーが異なっても入れ子に出来ます。

アルミアルマイト製クッカーとチタン製クッカーの比較

アルミアルマイト製クッカーとチタン製クッカーの比較

写真はベルモントのチタン製クッカーの一合炊きです。
このクッカーを使って3週間ほど北海道をツーリングしたことがありますが、このときは数日に一度はご飯を焦げ付かせてしまって、調理に苦労しました。わたしのこれまでのツーリングでは、初日か二日目にご飯の炊くのを失敗するくらいで、その後にご飯を焦げ付かせるなど起こしたことがありません。
チタン製クッカーは火加減が大変にデリケートなようです。
この点に配慮をした焦げ付きにくいチタン製クッカーをエバニューが出しています。

この点、アルミアルマイト製のクッカーはご飯が焦げ付くことも殆ど有りません。しかも、チタン製と比べて。価格が安く、ラフに扱ってもそれほど痛みません。クッカーを背負って行く登山ならともかく、バイクの荷台にくくりつけて運ぶキャンプツーリングなら、アルミアルマイト製のクッカーがお薦めです。

お薦めのクッカーのおさらい

先にも書きましたがおさらいです。
●2個の鍋のセットで入れ子になること。
●中に自分の使うサイズのガスカートリッジが収納できること。
●フライパンがセットで付くか、別途に購入したフライパンを入れ子で収納できること。
●素材はアルミアルマイト製。

ご飯炊きには飯ごうが一番のお薦め

ご飯炊きには飯ごうが一番のお薦め

大きく重くかさばるのですが、キャンプで最も美味しくご飯が炊けるのが飯ごうです。
写真はエバニュー製の飯ごうで、現在は絶版になっていますが、2007年から使い続けていますが、へたれる事無く今でも現役です。

水加減さえ米1:水1.5にして間違えなければ、多少火加減をいい加減にしても美味しいご飯が炊けるのが飯ごう炊飯の良い点です。
パッキング出来る余裕があれば、飯ごうがお薦めです。

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