オフロードバイクは未舗装の林道を走るために、ロードバイクに比べて過酷な走行を強いられていますが、定期的メンテナンスをしっかりと行うだけで、オートバイを構成している部品の寿命が驚くほど長くなります。
部品の寿命はオートバイの寿命にもつながってくるので、オートバイ本体の寿命も長くなります。
オイル交換やブレーキフルード交換など基本的な整備から、ツーリング中のパンク修理に速役立つ前後のタイヤ交換、難易度の高いフロントサスペンションやリアサスペンションを分解してのオーバーホールまで、実際の整備の写真を交えて解説します。
合わせて、年間1万キロから3万キロの長距離ツーリングを行っているオートバイと各部品の寿命も解説します。
バイクは複数のオイルを使用していますがそれぞれ使用目的が違うため、品質が違い交換するサイクルも違います。エンジンオイルは誰でも交換しますが、ブレーキオイルの様に購入後一度も交換をしていない言うようなオイルもあります。そうしたオイルの交換方法と交換の時期を解説します。
チェーン、ワイヤー、ブレーキ・クラッチレバー、アクセル等の誰にでも簡単にできる、部品の交換をしないバイクの定期的メンテナンスを解説します。これらはバイクを運転する上で微妙な力加減を加える箇所なので、整備しておくとバイクを思う通りに操ることができます。初心者でも出来るメンテナンスと言えるでしょう。
タイヤ交換とパンク修理に必要なツール、作業に必要な道具を紹介すると共に、実際のタイヤ交換の写真を交えて前後のタイヤ交換を解説します。
オフロードバイクのタイヤ交換はパンク修理と同じ難易度です。タイヤ交換が出来る様になればツーリング中のパンク修理も出来ます。
ブレーキとディスク、プラグ、チェーン、スプロケット、エアフィルター、バッテリー、各種のベアリングなどの部品は走行距離に応じて交換する消耗品です。専用の工具が必要だったり知識と技術を求められる作業となりますが、実際には難しいものではありません。その作業を写真を交えて詳しく解説します。
バイクの消耗する部品の交換は以外に簡単なものが多いです。これは部品そのものが寿命が来れば交換する前提でバイクが設計されているからです。多少の知識と技術があれば誰にでも出来る作業です。
ただ、これらの作業の内のいくつかは、整備マニュアルを事前に熟読しておく必要があります。
ツーリング中のトラブルと対処法、応急措置の紹介です。北海道をツーリング中に気がついたらチェーンが延びていた、バイクショップまでどのくらいあるのか分からない、そんなときに役立つ応急措置です。かなり珍しい例も取り上げていますが、全て実際のトラブルです。
バイクを数年以上乗り続けるとき、必要となるのがオーバーホールです。4ストローク・エンジンのような複雑な部分のオーバーホールは一般的ではありませんが、ほとんどの部分は必要な知識と工具があれば誰でも出来ます。
H.N.うーたん(Yuichi Mizunuma)
当サイトの執筆・撮影とシステムの製作等全てを行っています。林道への案内板やクライミングトークのWebMasterでもあります。使用バイクのジェベルXCは1997年型、2002年型と乗り継ぎ、三台目の2004年型のジェベルXCを売却して、現在はバイクツーリングには行っていません。、これまでのツーリングの総走行距離は約21万kmです。
2013年まで、春夏秋冬、北海道から九州沖縄まで、ツーリング・登山・サイクリング・パドリング(カヤック)をしています。年間のテント泊数は40泊から60泊程度、日帰りを含めると年間80日くらいはアウトドアにいました。
現在は東京都八王子市高尾に在住しています。オートバイから少し離れていて、主に登山とサイクリングを趣味にしています。
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ツーリング中のトラブルで一番多いのはパンクでしょうか。パンク修理を自分で出来ればツーリングでパンクを心配する必要がなくなり、とても楽になります。
チューブに注入するパンク修理剤は重宝しますが、実際のツーリング中に発生するパンクに対しては、半分くらいしか修理できません。鉄片などが刺さって大きく裂けたチューブや、リム打ちをしたチューブの補修は修理剤では不可能で、コールドパッチでも補修不能の場合が多く、チューブ交換を交換しなければならないケースが殆どです。
タイヤ交換、チューブ交換、パンク修理は殆ど同じ作業内容です。
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