ツーリングトーク バイク談義

オフロードバイクの整備とツーリングキャンプのノウハウ

やや広々としたテントを選ぶ

やや広々としたテントを選ぶ

1人から2人用のテントの紹介です。2人で寝られる床面積と容積がありますが、2人で使うと一杯一杯で荷物を置くスペースはなくなります。しかし、このテントを1人で使うと広々とした空間が得られます。収納時には軽くて小さくまとめたいが、テントを張った時には広いテントの中でくつろぎたいというライダー向けのテントです。価格は比較的高くなりやすくなります。

アライテント トレックライズ1


アライテントの製品情報
トレックライズシリーズ

重量1460gの一人用テントです。
設営時のテントのサイズは、間口210cm×奥行110cm×高さ105cmです。
荷物を軽く小さくしたいというライダー向けのテントです。
これより更に一回り小さいトレックライズ0はわたしの愛用品ですが、さすがに小さすぎるので、一般的な使いみちにはこのモデルの方がお薦めです。

トレックライズシリーズは、収納すると小さく軽いのでパッキングがとても楽です。設営の簡単さはすばらしく、雨が降っていてもテントを張るのが苦になりません。
登山用に設計されたテントなので、風速20m/s以上の暴風雨の中でテントの設営や撤収も出来ます。もちろん、どんな暴風雨でも倒壊することはありません。わたし自身が日本アルプスで経験済みです。

欠点はツーリングテントとして購入するには、高価なことです。コールマンのツーリングテントを2つ買っておつりが来るくらい高価です。
でも、それだけの価値のあるテントであることは間違い有りません。

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アライテント ドマドームライト2

アライテントの製品情報ドマドームライト2

前室の非常に大きなテントです。前室の前面の入口の開け閉めの他、前室の左右もフライを開けることが出来るので、ひろやかな開放感がえら得ます。
ドマドームライトのネーミングは日本語の「土間」から取られています。

ポールはテント本体を支える2本と、前室を支える2本の計4本です。
日本アルプスのキャンプ場でよく見かけますが、設営はとても簡単です。トレックライズよりも2本ポールが多いだけの時間が掛かるだけです。

テントの入口がメッシュとなっていて、風の通り道を付ける様に後ろにもベンチレーションが設けられています。ただ、小さいので平野部でのキャンプでは不十分な通気性でしょう。

重 量2000g
サイズ/主寝室:奥行120×間口210×高さ108cm
サイズ/土間:奥行60cm 入口部分112cm
サイズ/収納時:本体34〈44〉×20φcm フレーム 38cm

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モンベル ムーンライト2

モンベルの製品情報
ムーンライトテント2型
1970年代の設計なので時代遅れの部分が見られますが、ツーリングユースにはまだまだ十分に利用できるテントです。
ムーンライト2をわたしも愛用しています。

■ポール:7001アルミ合金(アルマイト酸化皮膜加工)
【本体重量】2.6kg(2.8kg)※( )内はペグ、スタッフバッグを含む総重量です。
面積/幅90-150、奥行き220、高さ110cm
前室/80cm

ムーンライト2は、一応二人用のテントで、入口側に頭を二つ並べれば、二人が寝られないこともないですが、床面積と室内容積から、実質上は一人用のテントと言えます。

ムーンライトシリーズの長所は、設営の簡単さと通気性の良さでしょう。
なまえの由来のムーンライトは、月明かりでもテントの設営が出来ることから取られました。慣れれば5分程度で設営できます。
前と後の面がメッシュ構造となっていて、風の通り道が確保されています。登山用のドームテントでは得られない涼しさです。メッシュの部分は閉じることも出来るので、冬の寒い時は、閉じて通気を最小限(酸欠しない程度)にすることも出来ます。

雨にも強く、九州の人吉盆地のキャンプ場で豪雨にあった時、周りのテントが次々と水没する中でも、わたしだけはこのテントのおかげで熟睡できました。朝目が覚めたら、テントがぷかぷか浮いていたので驚いたくらいです。防水性が高いので浸水せずにテントの浮力で浮いていた様です。

重量は2.8kgと一人用のテントとしてはかなりのヘビー級ですが、ツーリングライダー向けのテントとしては重いという程でもありません。ライディングに影響は出ないでしょう。

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ダンロップ ツーリングテントR227


ダンロップの製品情報R SERIES

ツーリングテントの定番の一つがダンロップのR226の後継モデルです。山岳テントメーカーのダンロップのテントは、耐久性や設営のしやすさでは定評があります。

R227は、メーカーのカタログでは二人用のテントですが、床面積が210*120cmなので、一人で使うと広々と出来ます。高さは115cmあります。
重量約2.26kg、本体収納サイズ/40×20cm、ポール収納サイズ/44cm。
前室の奥行きは60cm。
ポールの素材はジュラルミンです。

ツーリングテントとして設計されているので、暑い夏の夜を過ごすための通気性にも配慮がされています。入口がメッシュとなっていて、そこから入ってくる風を後ろに通すための通気口が設けられています。

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モンベル クロノスドーム1

モンベルの製品情報クロノスドーム1

モンベルのツーリング用、バックパック用テントです。
■ポール:7001アルミ合金(アルマイト酸化皮膜加工)
【本体重量】1.95kg(2.24kg)※( )内はペグ、張り綱、スタッフバッグを含む総重量です。

設営と撤収の簡単なテントです。
入口がメッシュ、対面上部もメッシュとなっていることで、通気性を確保しているので、夏の平野部でのキャンプも難なくこなします。

ドームテントとしては広い前室を持っているので、ツーリングの荷物を置くスペースは十分にあります。

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MSR HUBBA(ハバ) HP


MSRの製品情報MSR テント エクスペリアンスシリーズ

定員:2
最小重量:1.69kg
フロア+前室(広さ):2.7+1.6平方メートル
(幅124cm * 奥行き210 前室:奥行き80*幅210cm)
室内最大高:100cm
フロア+前室(容積):1217+538L
収納サイズ:51×17cm

軽さとコンパクトさと耐久性を併せ持ったテントというと、真っ先に浮かぶのがMSRの製品です。

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コールマン ツーリングドームST


コールマンの製品情報ツーリングドーム ST

●使用時サイズ:約210×120×100(h)cm
●収納時サイズ:約φ23×54cm
●重量:約4.4kg

テント本体とフライの他に、ペグ、ロープ、キャリーバッグがセットとなっているので、購入した日からテント泊が出来ます。
設営も比較的簡単で10分から15分でテントを張れます。一度、図面を見ながらテントを張れば、2回目以降は図面無しでも迷わずに設営できるでしょう。

このテントの魅力は広い前室と大きな床面積を持ったツーリング専用の設計と言うこと、通気性が格別に配慮されていること、価格が手ごろなことが上げられます。

4.4kgと重いのでライディングに影響が出ますが、重さが許容できれば大変にコストパフォーマンスの高いテントです。

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ビッグアグネス フライクリークUL2

重量 1190g
収納サイズ 15X48cm
サイズ/幅218*幅132cm/107cm
前室/奥行き61*幅132/81cm

楽天市場からの引用です。

超軽量素材を使用したバックパッキングテント。荷物を軽くしたいユーザー向けです。

収納サイズ、点とサイズに比べて1.2kgを切る軽さというのは驚異的です。
この重量でソロツーリングならタップリとした広さを味わえるのが魅力です。

生地が相当に薄い様なので、テントを張る下にグランドマントを敷くのが必須です。

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