2人から3人用のテントの紹介です。テントの床面積で210*130cm以上の面積があればゆったりとした空間が得られます。
重 量1680g
サイズ、設営時:間口210cm×奥行150cm×高さ110cm (前室張出50cm)
サイズ、収納時:32×φ16cm(49×φ16)フレーム38cm
重量僅かに1680gで2人から3人の床面積が得られるテントです。登山用のテントなので、携帯性に優れていますが、通風性はツーリングテントとしては劣ります。真夏の平野部でのキャンプはキツいでしょう。
一回り小さいトレックライズ0はわたしの愛用品です。
トレックライズシリーズは、収納すると小さく軽いのでパッキングがとても楽です。設営の簡単さはすばらしく、雨が降っていてもテントを張るのが苦になりません。5分から10分で設営できます。
登山用に設計されたテントなので、風速20m/s以上の暴風雨の中でテントの設営や撤収も出来ます。もちろん、どんな暴風雨でも倒壊することはありません。わたし自身が日本アルプスで経験しました。
欠点はツーリングテントとして購入するには、高価なことです。コールマンのツーリングテントを3つ買っておつりが来るくらい高価です。
でも、それだけの価値のあるテントであることは間違い有りません。
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【本体重量】3.6kg(3.8kg)※( )内はペグ、スタッフバッグを含む総重量です。
■ポール:7001アルミ合金(アルマイト酸化皮膜加工)
テント本体:幅210cm*奥行き165cm*高さ115cm
前室:奥行き95cmの空間が前後に1つずつ
1970年代の設計なので時代遅れの部分が見られますが、ツーリングユースにはまだまだ十分に利用できるテントです。
ムーンライト2をわたしも愛用しています。
ムーンライト3は、一応三人用のテントで、入口側に頭を二つ並べ反対側に頭を一つ並べれば、三人が寝られないこともないですが、床面積と室内容積から、実質上は一人から二人用のテントと言えます。
ムーンライト1シリーズの長所は、設営の簡単さと通気性の良さでしょう。
なまえの由来のムーンライトは、月明かりでもテントの設営が出来ることから取られました。慣れれば5分程度で設営できます。
前後が対象の形をしていて、前後の入口がメッシュ構造となっているので風の通り道が確保されていますから、とても涼しいです。この涼しさは登山用のドームテントでは得られません。メッシュの部分は閉じることも出来るので、冬の寒い時は、閉じて通気を最小限(酸欠しない程度)にすることも出来ます。
雨にも強く、九州の人吉盆地のキャンプ場で豪雨にあった時、周りのテントが次々と水没する中でも、わたしだけはこのテントのおかげで熟睡できました。朝目が覚めたら、テントがぷかぷか浮いていたので驚いたくらいです。防水性が高いので浸水せずにテントの浮力で浮いていた様です。
重量は3.8kgと一人用のテントとして使うには少しヘビー級ですが、ツーリングライダー向けのテントとしては重いという程でもありません。ライディングに影響は出ないでしょう。
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製品情報はモンベルのサイト
クロノスドーム2
【本体重量】2.15kg(2.45kg)※( )内はペグ、張り綱、スタッフバッグを含む総重量です。
■ポール:7001アルミ合金(アルマイト酸化皮膜加工)
テント本体:幅230cm*奥行き130cm*高さ105cm
前室:奥行き60cmの空間が前にあります
モンベルのキャンプツーリング、バックパック用テントです。
設営・撤収のしやすさ、通気性の良さを重視したテントです。
テントの幅が230cmと殆どのテントよりも広いので、寝に着いたときに枕元やつま先にゆとりが持てます。
130cmの奥行きは二人で寝ても十分な広さですが、荷物は置けなくなります。この広さを一人で使うとゆったり出来ます。前室もあるので、ブーツ等の汚れ物は室外に置けます。
このテントはツーリングユースだけで無く、登山家でも愛用者がいます。日本アルプスや秩父山脈、八ヶ岳のキャンプ場でテント泊をすると、よく見かけます。登山家に愛用されるほど完成度が高いのでしょう。
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製品情報はダンロップのサイト
R SERIES
ポール/DAC-7001S(ジュラルミン)、張り綱/テクノーラ(アラミド)
本体重量/約2.4kg、総重量/2.78kg(ペグその他含む)
間口210×奥行150×高さ115cm
前室60cm*2(前後にあります)
本体収納サイズ/42×20cm、ポール収納サイズ/44cm
ダンロップのツーリングテントの定番だったのR326の後継モデルです。
軽量化を図りながらも、通気性と居住性を重視しコストパフォーマンスを追求したエントリー層向け3シーズン用テントです。
山岳テントメーカーのこだわりとして、ポールにジュラルミンを使用しています。殆どのツーリング向けテントはアルミニウムですからおごっています。
通気性を良くするために、入口のメッシュ部分から風が通り抜けられる様に、裏面にも通風口が設けられています。
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製品情報は小川キャンパル のサイト
アーデインST
■重量
幕体:約2.4kg
ポール:約1.0kg・ポール:7001アルミ合金
間口210×奥行150×高さ120 cm
前室120 cm
本体収納サイズ/50×18×18cm
テントの奥行き150cmに対して、前室(リビングルーム)を120cmとっているテントです。
ユニークな魚座型フレーム構造で室内空間が大きく取っています。頭上に大きな余裕ができます。
前室には左右に入口が設けられています。
ツーリング中、キャンプ場ではゆったりしたいがタープを張るのは面倒くさい、あるいはタープは風に弱いので張りたくても張れなかった、そんなライダーに向いたテントです。
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製品情報は小川キャンパル のサイト
シャンティ23
■重量
幕体:約3.7kg
ポール:約1.7kg・ポール:7001アルミ合金
間口220×奥行150×高さ110 cm
前室160 cm
本体収納サイズ/60×27×18cm
テントの奥行き150cmに対して、前室(リビングルーム)を160cmとっているテントです。
広い前室の更に前に、タープの用に前室(エクステンションルーフ)を張り出させることが出来ます。エクステンションルーフはタープと同じように2本のポールと4本のロープで支えます。
ツーリング中、タープを張りたいと言うライダーにお勧めです。タープ単体で持つよりもテント一体型の方が収納が便利な上に、設営と撤収が楽になります。
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製品情報は小川キャンパル のサイト
ステイシー ST
■重量
幕体:約2.7kg、ポール:約1.2kg・ポール:7001アルミ合金
間口220×奥行150×高さ110 cm
前室160 cm
本体収納サイズ/52×19×19cm
テントの奥行き150cm、前室110cmのオーソドックスなテントです。
前室は前と左右の三方向を開けられるので、開放感があります。
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サイズ/間口168cm 奥行き229cm 高さ107cm
前室/幅168cm 奥行き91cm
重量/1590g
収納サイズ/140x140x480mm
SLアルミJステイク:11本
軽量化のために非対称の形を取っているバックパック用テントです。
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コールマンの製品情報ツーリングドーム LX
●定員:2~3人用
●使用時サイズ:約210×180×110(h)cm
●収納時サイズ:約φ24×60cm
●重量:約5.6kg
設営と撤収が簡単なテントです。奥行きが180cmあるので2人で寝ても十分な広さがあります。
5.6kgと重いのでライディングに影響が出ますが、重さが許容できれば大変にコストパフォーマンスの高いテントです。
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KELTY(ケルティ)のつり下げ式のテントです。
バックパッカー向けのテントですが、ツーリングユースにも十分に使えます。
定員:3人
収納時重量:3.2kg
収納サイズ:15×16×56cm
床面積:4.05平方メートル
張上りサイズ:高さ119cm×幅223cm×長さ334cm
耐水圧:1800mm(フロア・フライ共)
この床面積なら、ソロでもペアでも広々と使えます。一人で寝ると広すぎるかもしれません。
以下、楽天市場からの引用です。
デイパックのイメージが強いKELTYですが、こんなコアなキャンプ用品もあるんです!
日本での使用に合わせてインナーはフルウォール仕様、フライにはシームテープが施されています。
フライ上部にはベルクロで開閉可能なベンチレーションを備えて優れた通気性を確保しています。
軽量で丈夫なDACポールを使用し、設営が簡単な吊り下げ式なのでフェスやキャンプに!
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スノーピークの製品情報アメニティードームシリーズ
前室の広やかさと、出入り口の開き方に特徴の有るテントです。
1人から2人用のテントとメーカでは表示しています。
サイズ/幅220cm*奥行き160*高さ120cm
前室/奥行き80*220cm
収納サイズ/W55×D22×H18cm
重量/約4.9kg
ポール(フレーム)にはアルミニウムよりも軽く強度が高いジュラルミン7001を使用しています。
ずいぶんと丸っこいテントと思って見ていたら、メーカーのサイトに以下の文章が掲載されていました。
アメニティドームをはじめ、スノーピークのテントシリーズは地上高を最低レベルに抑えています。なおかつ、シルエットの丸みを持つ部分を多くして風がテントの上を通っていくように設計しています。室内高が高いテントは確かに立って作業したり着替えをする際に便利。しかし、あらゆるフィールドでは風のダメージを受けやすく、場合によってはフレームの破損や崩壊を招く原因にもなります。スノーピークのドームテントは背を低く抑え、高い耐久性を生む設計が施されています。
ツーリングユースでは、強風下のテント泊の機会はそれほど無いので、ちょっと気がつきにくいのですが、耐風対策を行っておかないと、万一、強風が吹いた場合は悲惨な事になります。
テントが吹き飛ばされたりします。
普通はロープを張って耐風対策をするのですが、スノーピークのテントは形状が耐風と言うのはユニークです。
わたしは、北海道の知床の熊の湯の野営場と鹿児島県内之浦の海岸線のキャンプ場で突風が吹いたときにテントを飛ばされた経験があるので、身にしみます。
H.N.うーたん(Yuichi Mizunuma)
当サイトの執筆・撮影とシステムの製作等全てを行っています。林道への案内板やクライミングトークのWebMasterでもあります。使用バイクのジェベルXCは1997年型、2002年型と乗り継ぎ、三台目の2004年型のジェベルXCを売却して、現在はバイクツーリングには行っていません。、これまでのツーリングの総走行距離は約21万kmです。
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2013年まで、春夏秋冬、北海道から九州沖縄まで、ツーリング・登山・サイクリング・パドリング(カヤック)をしています。年間のテント泊数は40泊から60泊程度、日帰りを含めると年間80日くらいはアウトドアにいました。
現在は東京都八王子市高尾に在住しています。オートバイから少し離れていて、主に登山とサイクリングを趣味にしています。
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