ツーリングトーク バイク談義

オフロードバイクの整備とツーリングキャンプのノウハウ

ツーリング中のトラブルと対処法

ツーリング中のトラブルと対処法

ツーリング中のトラブルと対処法

ツーリング中のトラブルと対処法、応急措置の紹介です。北海道をツーリング中に気がついたらチェーンが延びていた、バイクショップまでどのくらいあるのか分からない、そんなときに役立つ応急措置です。かなり珍しい例も取り上げていますが、全て実際のトラブルです。

ウィンカーのカバーが取れたときの応急措置

更新日:2014/10/18 

これは滅多に無いことですが1999年8月の北海道ツーリングの実際の例です。富良野で車にはねられたときに、ウィンカーのカバーが飛んでしまって見つかりませんでした。

ウィンカーのカバーが取れたときの応急措置

ガス欠の対策

更新日:2014/10/18 

ツーリング中のガス欠は、多くのライダーが経験していると思います。わたしも何度もガス欠を経験していますが予備のガソリン携行缶を持っているので、ガソリンスタンドまでは走行出来ることが殆どでしたが、希に携行缶のガソリンだけではスタンドまで保たずに押して歩いたこともあります。

ガス欠の対策

シフトペダルが落ちたときの応急措置

更新日:2014/10/18 

ツーリング中にシフトペダルが落ちることがあります。エンジン側から出てくるシャフトをシフトペダル側のボルトで締め上げるのですが、シフトペダル側が摩耗して隙間が出来てしまうと、落ちます。ジェベルXCでは必ず5万キロ前後で落ちています。

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初めて落ちたときは福島県会津地方の旧中山峠でした。シフトを変えようとしたらペダルが無かったので、慌てて引き返したらすぐに見つかりました。
ボルトを増し締めして固定したつもりでいたのですが、隙間が空いていることにはこのときは気がつきませんでした。

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シフトペダルが落ちたときの応急措置

ジェネレーター(発電機)が壊れたときの応急措置

更新日:2014/10/18 

ジェベルXCと言うバイクは必ず走行距離3万5千キロから4万2千キロの間でジェネレーターが壊れます。修理をしても上の距離を走ると再び壊れます。設計上の欠陥でしょう。ジェネレーターは発電機のことですが、壊れると言っても突然発電量がゼロになるわけではなく、発電量が徐々に衰えて行くわけです。気がついたときにはバッテリーが空になります。これはバイクでも車でも変わりません。

ジェネレーター(発電機)が壊れたときの応急措置

ステップのネジが取れて落ちたときの応急措置

更新日:2014/10/18 

かなり珍しい例ですが、実際に1999年8月の北海道ツーリングで起きた例です。足を乗せるステップの右側が、ネジが緩んで落ちてしまいました。ボルトとナットはどこに行ったか分かりません。

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ステップと車体を固定しているボルトと同じ直径で同じくらいの長さが有れば固定できるのですが、とっさには間に合いません。
といって、ステップ無しでは右足の体重がかけられないのでオートバイの操縦もママなりません。

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ステップのネジが取れて落ちたときの応急措置

チェーンが伸びた時の応急措置

意外に多いチェーンの伸び

更新日:2014/10/18 

ツーリング中のトラブルで多いのにチェーンの伸びがあります。北海道をツーリング中に伸びてしまって、バイクショップにチェーンを注文したことがあります。十勝平野の三国峠で休憩を取っているときにチェーンが伸びたので何とかしてくださいと、あるライダーに頼まれたこともあります。

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なぜチェーンが伸びるかというと、Oリングチェーンはグリースが圧入されていて摩擦を軽減してくれているのですが、このグリースが劣化するかなくなってしまって摩擦を軽減してくれなくなるからです。チェーンの駒の軸が少しずつ磨り減るので、全体としては長くなるのです。

それにしても、直径2mmほどの軸が磨り減ることで、全体としては20mm以上も伸びるのですから、すごいです。
ちなみに、スズキのサービスデータによると、チェーンの新品の長さは317.5mm、使用限度は319.5mmです。

写真のバイクはチェーンの寿命が来ているのですが、1泊2日のツーリングに出るために、応急措置を施して2日間持たせました。

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チェーンが伸びた時の応急措置

ブレーキレバーが転倒で曲がった場合の応急措置

更新日:2014/10/18 

オフロードバイクで林道を走るとどうしても転倒します。ナックルガードを付けたバイクは大抵はブレーキレバーとクラッチレバーが曲がることが無いのですが、希に曲がります。単に曲がっただけならダマシダマシ走れるのですが、曲がったブレーキレバーの先端がナックルガードと干渉して、ブレーキをかけた状態となってしまうことがあります。

ブレーキレバーが転倒で曲がった場合の応急措置

リアスプロケに小石が絡んでタイヤがロックする

更新日:2014/10/18 

大変に珍しい例ですが、1999年8月の北海道ツーリングで起きたときの例です。林道を走行中に突然、リアタイヤがロックしました。当初、なにが起きたか分からなかったので、荷物固定のゴム紐が絡まったのか、ブレーキの不調かとあちこちを見ている内に、リアスプロケットとチェーンの間に小石が挟まってロックしたことが分かりました。

リアスプロケに小石が絡んでタイヤがロックする

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