誰でも最初は日帰りツーリングだと思います。わたしもバイクを購入して3ヶ月ほどは近場を日帰りで週末毎に走っていました。ある日、ふとこの先はどうなっているのだろうと考えました。これがキャンプツーリングを始めるきっかけでした。
オートバイツーリング専用のテントは少なく、殆どのライダーはバックパッキングやトレッキング向けのテントか登山用のテントをツーリングに利用しています。
それらのテントの中から、自分のツーリングスタイルに合ったテントを見つける選び方、各種テントの使用レビューと実際の設営と撤収の方法の説明をします。
わたしが1997年から使い続けているモンベルムーンライト2のレビューです。ムーンライトシリーズはモンベルが山岳登山用に開発したテントですが、ムーンライト1、2、3のシリーズはソロツーリングに適したテントの一つです。ムーンライト2の張り方(設営)やたたみ方(撤収)、実際の使用している様子などをレポートします。
コールマンのオートバイツーリング専用の設計のテントです。思い切り広い前室、防寒性がない通気性抜群の構造など、魅力的な機能を持ったテントです。欠点は大きく重いこと。4kgを越えるテントをアウトドアで使うのには、登山や自転車などの人力では無理で、オートバイで使うと言うことになります。
アライテントが登山用に開発した軽量でコンパクトに収納できる1人用のテントです。わたしは縦走登山用に購入したのですがしたのですが、2011年の四国・九州ツーリングに使用しました。十分な容積を持っていると言う訳には行きませんが、荷物をコンパクトにまとめられるライダーが使うなら、ツーリングユースにも絶えられることが分かりました。
シエラデザインズの夏用のメッシュテントの二人用のシリウス2です。テントの底と扉を除くほとんどの生地がメッシュ地で出来ています。それだけに通気性は抜群で、他のキャンパーが寝られずに夕涼みに出る暑い夜でもこのテントで寝ているキャンパーだけは熟睡できます。パーツの一つ一つが考えて作られているので設営がとても簡単です。重さも2キロあまりしかなく軽量化も図られています。
残念なことに、現在では廃番となって入手は困難です。
テントの選び方には幾つかポイントがあります。室内の広さ、前室の広さ、収納時の小ささと軽さ、設営と撤収の簡単さ、耐風性、通気性(ベンチレーション)、価格、等です。もう一つ重要なのが好みのデザインと言う点でしょう。気に入らないテントは使わなくなります。
テントは部品の構成数は少ないですが、それだけに各部品は重要な役割を果たしていて、1つが無くなったり壊れただけでも、テントが使用不能となる場合があります。例えばポールが一本折れたらテントは立てられません。
テントは大きく分けると人が寝起きをするスペースのテント本体と、テントを雨や風から守ったり、日射しを遮るなどの快適性を提供する部分に分けられます。
ここではテント本体を構成する部品の名称と役割を簡単に説明します。
コールマン コンパクトツーリングテントSTはモンベル ムーンライト2と比較をするために購入した1、2人用のツーリングテントです。コールマン ツーリングテントEXとほぼ価格は同じなのでどちらにするか迷ったのですが、ムーンライト2が2人用の設計なので、同じ2人用の設計のツーリングテントSTに決めました。
コンパクトツーリングテントEXの床面積は約210×90cm、コンパクトツーリングテントSTの床面積は約210×120と、幅が30cmほど広いのも選択した理由の一つです。
格安ツーリングテントはどの様なものかと言う好奇心から購入をして実際に使って見ました。1万円を切る価格とは思えないほど完成度が高く1万数千円のツーリングテントを購入するよりは、このテントを購入すれば良いように思います。
以下、CAPTAIN STAG リベロツーリングテント M-3119のレビューです。
同時にバンドックツーリングテントBDK-17も購入をしたので、二つの格安ツーリングテントを比較すると良いです。
使い物になるのか疑問があったので手を出さなかった格安ツーリングテントでしたが、キャプテンスタッグのリベロツーリングテントと共にバンドックのツーリングテントを購入して比較をしてみました。思っていたのとは大違いで、1万円を切る価格とは思えないほど完成度が高く1万数千円のツーリングテントを購入するよりは、このテントを購入すれば良いように思います。
当サイト内のキャプテンスタッグのリベロツーリングテントのレビューも参考にすることをお薦めします。
H.N.うーたん(Yuichi Mizunuma)
当サイトの執筆・撮影とシステムの製作等全てを行っています。林道への案内板やクライミングトークのWebMasterでもあります。使用バイクのジェベルXCは1997年型、2002年型と乗り継ぎ、三台目の2004年型のジェベルXCを売却して、現在はバイクツーリングには行っていません。、これまでのツーリングの総走行距離は約21万kmです。
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2013年まで、春夏秋冬、北海道から九州沖縄まで、ツーリング・登山・サイクリング・パドリング(カヤック)をしています。年間のテント泊数は40泊から60泊程度、日帰りを含めると年間80日くらいはアウトドアにいました。
現在は東京都八王子市高尾に在住しています。オートバイから少し離れていて、主に登山とサイクリングを趣味にしています。
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