使い物になるのか疑問があったので手を出さなかった格安ツーリングテントでしたが、キャプテンスタッグのリベロツーリングテントと共にバンドックのツーリングテントを購入して比較をしてみました。思っていたのとは大違いで、1万円を切る価格とは思えないほど完成度が高く1万数千円のツーリングテントを購入するよりは、このテントを購入すれば良いように思います。
当サイト内のキャプテンスタッグのリベロツーリングテントのレビューも参考にすることをお薦めします。
更新日:2016/03/21
バンドック ツーリングテントBDK-17のテントの張り方の説明です。5000円を切る価格の格安テントで有りながらとても簡単にテントを張ることができます。テントを設営する簡単さから言えば、高価格なテントのムーンライトシリーズやトレックライズシリーズに引けを取りません。
テントの設営の所要時間ですが、慣れた方で5分以内、不慣れな方でも10分から15分程です。ただし、設営に多少の癖があるので、実際にキャンプをする前に部屋の中ででもかまいませんから試しの設営をしておくことをお薦めします。
更新日:2016/03/21
BUNDOK ツーリングテントBDK-17のレビューです。
1.テント本体の素材は価格の割にしっかりとしたものを使用しています。金具やペグなどの金属類は鉄製でした。
2.組み立ては簡単でしたが、3本目のポールの使い方が分からなかったので、この箇所だけ説明書を参照しました。初めての組み立てで10分ほどの所要時間です。
H.N.うーたん(Yuichi Mizunuma)
当サイトの執筆・撮影とシステムの製作等全てを行っています。林道への案内板やクライミングトークのWebMasterでもあります。使用バイクのジェベルXCは1997年型、2002年型と乗り継ぎ、三台目の2004年型のジェベルXCを売却して、現在はバイクツーリングには行っていません。、これまでのツーリングの総走行距離は約21万kmです。
2013年まで、春夏秋冬、北海道から九州沖縄まで、ツーリング・登山・サイクリング・パドリング(カヤック)をしています。年間のテント泊数は40泊から60泊程度、日帰りを含めると年間80日くらいはアウトドアにいました。
現在は東京都八王子市高尾に在住しています。オートバイから少し離れていて、主に登山とサイクリングを趣味にしています。
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3.ドーム型テントの形状と、付属に紐と自在が付いているので、そこそこの耐風性は持っています。台風などの暴風雨で無ければ、しっかりとしたテント設営を行えば十分に安眠出来るはずです。
4.テント本体の頭頂部がメッシュ構造となっているのでエテンと室内の暖かい空気が逃れてしまうので、涼しさを求める季節以外の使用は難しいです。
5.フライにはベンチレーターが備わっていないので、テント内の熱い空気が室外に逃れてもテントのフライ内部にこもってしまう可能性があります。
6.入口の扉は防風とメッシュの二重構造です。防風扉がやや大きく一枚扉として開け閉めします。メッシュ扉は防風扉を閉じたときにだけ使用できる構造でわたしの好みです。とても使いやすいはずです。
7.2人用となっていますが、2人で寝るとテントの幅一杯になるので、実質的に1人用のテント。緊急避難的に2人寝ることが出来ると考えておいた方がよいです。
8.枕元にあると便利はポケットは片側のみにしか付いていませんから、必然的にこのポケットが有る方が寝るときに頭が位置することになります。これは、テント設営の時に傾斜などを配慮しなければならないときにやっかいとなります。前後左右が非対称のテントなら問題とならないが左右対称、前後対称のテントなので、設営時にポケットを確認するのは面倒なことです。おそらく殆どのキャンパーは気が回らないはずです。
9.入口は前後双方にあるので、2人で使用する場合は相手を跨ぐ必要が有りません。
10.前室は前後にあるがツーリングの荷物を前室だけに置くほどの容積は持っていません。最も1人で使うなら荷物の大半は室内に置けるので、前室は汚れたブーツや濡れたカッパなどだけを置けば良いです。
以下、詳細を述べましょう。
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