テントは部品の構成数は少ないですが、それだけに各部品は重要な役割を果たしていて、1つが無くなったり壊れただけでも、テントが使用不能となる場合があります。例えばポールが一本折れたらテントは立てられません。
テントは大きく分けると人が寝起きをするスペースのテント本体と、テントを雨や風から守ったり、日射しを遮るなどの快適性を提供する部分に分けられます。
ここではテント本体を構成する部品の名称と役割を簡単に説明します。
更新日:2008/03/04
テントは幾つかの部品で構成されていますから、しっかりとしたメーカー製のテントを選べば、壊れた部品だけを交換することが出来るので、買い換えるよりも安上がりで済みます。それに慣れ親しんだテントがわずかな壊れ方で使えず捨てるのは忍びないですね。
写真はわたしのムーンライト2のテント本体の底がキタキツネに食い破られたので補修した跡ですが、通常ですとと、テント本体の寿命が一番短いです。なぜなら、底が地面と接していて穴が開いたり防水加工が落ちたりするからです。補修も可能ですが、穴が大きかったり防水加工の落ち方が激しいと補修も出来ません。
わたしのムーンライト2は10年間で3代目になりました。2回買い換えたことになります。河原など石があるところでもグラウンドシート無しでテントを張るわたしのような使い方をすると、テント本体の寿命は3年、もしくは100泊位です。
更新日:2008/02/03
テントは大きく分けると人が寝起きをしたりするテント本体と、テント本体を保護するフライや、固定するペグなどの部品に分けられます。
写真はモンベルムーンライト2のテント本体です。フライが取り払われているので、テント本体の様子がよくわかります。テントを支える金属製のポールがあり、そのしたにテントが固定されています。
殆どのテント本体は、写真のように金属製のポールの骨組みにテント本体がつり下げられています。部品もポールとテント本体の2点だけというのが殆どです。
更新日:2008/03/09
写真はコールマン コンパクトツーリングテントSTのテント本体にフライを被せているところです。キャンプ場で見かけるテントの殆どはフライがテント本体の上に被せてありますから、テントと言えば思い浮かべるイメージはフライとなります。
通常のテント本体には防水加工は底などに限られていて、上や側面には施されていません。このため、防水能力はフライの性能にかかっています。
また、フライの形状によっては、風に弱かったり風雨が巻いている日などは、フライの隙間から雨が進入してくることもあります。
フライは前室を構成する部品でもあります。
更新日:2014/10/01
純正のピンペグです。2、3本無くしたと思っていたのですが、今回写真を撮るのにあちこち探したらちゃんと8本揃っていました。
素材は軽量合金で、たぶんアルミニウムと思いますがカタログにもホームページにもペグの素材までは書かれていませんでした。ポールが7001アルミ合金なので、同様な素材と思います。
このペグは軽量で打ち込みやすく、抜きやすいとても使いかっての良いペグです。殆どのキャンプではこのピンペグだけで済んでしまいます。
ただ、軽量合金なので柔らかく、良く曲がります。
曲がった時は、軽くプラスチックハンマーでたたいてまっすぐになおしてあげます。
この8本のペグは、最初に購入したムーンライト2についていたものです。10年間、わたしと共に日本各地を旅した強者ですので、かなり耐久性もあると思います。なくさない限り、一生つかえるのではないでしょうか?!
H.N.うーたん(Yuichi Mizunuma)
当サイトの執筆・撮影とシステムの製作等全てを行っています。林道への案内板やクライミングトークのWebMasterでもあります。使用バイクのジェベルXCは1997年型、2002年型と乗り継ぎ、三台目の2004年型のジェベルXCを売却して、現在はバイクツーリングには行っていません。、これまでのツーリングの総走行距離は約21万kmです。
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2013年まで、春夏秋冬、北海道から九州沖縄まで、ツーリング・登山・サイクリング・パドリング(カヤック)をしています。年間のテント泊数は40泊から60泊程度、日帰りを含めると年間80日くらいはアウトドアにいました。
現在は東京都八王子市高尾に在住しています。オートバイから少し離れていて、主に登山とサイクリングを趣味にしています。
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