キャプテンスタッグ リベロツーリングテントM-3119の張り方の説明です。生地が厚くて取扱が難しいこのテントですが、設営はとても簡単に出来ます。テントを設営する簡単さから言えば、高価格なテントのムーンライトシリーズやトレックライズシリーズに引けを取りません。
テントの設営の所要時間ですが、慣れた方で5分以内、不慣れな方でも10分から15分程です。テント設営に癖が無いので一度張れば二度目以降は迷うこと無く張れるでしょう。
テントを入れるスタッフ袋は大きく重くかさばります。取っ手もないので持ち運びは楽ではありません。
ポールを格納するスタッフ袋には、閉じ紐が縫い着けられていて便利です。
テントを取り出して広げます。
ポールは2本、写真のように折りたたまれています。
ポールを伸ばしてテントの上にX字状に展開します。
ポールをテント本体に通します。左右2本のポールを通します。
このテントで感心したのが、テント本体のポールを通す個所です。X字にクロスする箇所なのですが、2ほんのぽともしっかりと袋でおおわれています。この部分はたいていのテントは分断されているので、二回通すことになるのですが、このテントではそれがありません。
テントの四隅にポールを固定します。起こすときのために一か所だけ固定しません。
ポールがテントの上でX字状になりました。
一本のポールを支点にテントを起こします。テント設営で一番むつかしい作業です。
2本のポールで自立したテント。
テント本体から伸びたフック計8本をポールに引っ掛けて固定します。
フックを固定したらテント二張りができました。
フライをかけます。白い線がファスナーなので前後に位置するように張ります。わかりやすいです。
フライの四隅をテント本体の四隅に合わせ、フライのフックをテント本体の金属の輪にかけます。
フライをかぶせフックをかけ終えたところです。
ペグを入れるスタッフ袋ですが、紐が縫い付けられていません。数回使えば必ず紐を紛失します。不親切な作りです。
スタッフ袋にはハンマーも入れるのですが、かなりきつく使い勝手は悪いです。
ペグを打ち付けます。
軽いので役立ちにくいですが、ハンマーが付属しています。
テントの左右の側面もペグを打ちます。このペグを打つことで、テントとフライの隙間が大きく取られるので使い勝手がよくなります。
細かな配慮です。
前後の前室にもペグを打ち付け、作業は終了です。
テントのフライを開けたところです。写真の様に扉は巻くことが出来ますから邪魔になりません。
テント本体の扉を開けたところです。防風扉とメッシュ扉の2つをファスナーで開けなければならないので、少し面倒です。
メッシュ扉だけを開けて、防風扉は閉じています。実際のツーリングシーンではまず使わないシチュエーションです。メッシュ扉は写真の用に巻き取れるので邪魔になりません。
ツーリングシーンで一番多いのがメッシュ扉で閉じて防風扉は開けておくことでしょう。涼しいし虫が入ってきません。またメッシュが邪魔をして室外からはテントの中があまり見えません。レースのカーテンの様なものです。
防風扉は写真の用に巻き取れるので邪魔になりません。
扉は前後にあるので、双方を開け放つと通気性が良くなります。
通気性を確保しながら虫の侵入を防ぐのにメッシュ扉を閉じます。
フライには天井部分の左右にベルクロで閉じられる通気口(ベンチレーター)が付いています。
ベンチレーターを開けたところです。
写真の用にフライの左右を開け放つことが出来ます。
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H.N.うーたん(Yuichi Mizunuma)
当サイトの執筆・撮影とシステムの製作等全てを行っています。林道への案内板やクライミングトークのWebMasterでもあります。使用バイクのジェベルXCは1997年型、2002年型と乗り継ぎ、三台目の2004年型のジェベルXCを売却して、現在はバイクツーリングには行っていません。、これまでのツーリングの総走行距離は約21万kmです。
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2013年まで、春夏秋冬、北海道から九州沖縄まで、ツーリング・登山・サイクリング・パドリング(カヤック)をしています。年間のテント泊数は40泊から60泊程度、日帰りを含めると年間80日くらいはアウトドアにいました。
現在は東京都八王子市高尾に在住しています。オートバイから少し離れていて、主に登山とサイクリングを趣味にしています。
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