2005年以降の北海道を旅するライダーの傾向が変わってきました。
一言で言うと、高齢化です。
わたしは1965年生まれですが、わたしよりもだいぶ人生のベテランが多く、若いライダーは殆ど見かけなくなりました。
早い話が年金で走っている訳です。
この様なライダーは自分で稼いだお金でないので、リッチな旅をしているようです。
オートバイは当然リッターバイク。ハヤブサやニンジャやCBRやハーレーダビットソンやドカッティなど、高級車ばかりです。
直線道路以外はよたよたしていますが、北海道の道路は、基本が直線なので、あまりボロがでないのがありがたい。
泊まるところもホテルが多いようで、キャンプ場やライダーハウス、とほ宿やユースホステルで見かけることはまずありません。
ですから、こうしたリッチなライダーはここでは無視しして話を進めます。
初めての北海道をオートバイで旅するのなら、低料金のとほ宿や民宿、ユースホステルに泊まるのがお勧めです。
なぜか。
とほ宿や民宿、ユースホステルなら食事付きのところが殆どなので、夕方や翌朝の食事の心配をする必要がないのです。
つまり、ツーリングにより専念できる(ユースホステルには食事を出さないところもあるので注意)。
それと、実際に住んでいる方と話が出来る訳で、ガイドブックには決して書かれていない情報をたっぷりと聞くことが出来ます。また、暑さ寒さなどツーリングに役立つ上もが得られることもあります。
もう一点は、同じ旅人との出合。ライダー同士で話が盛り上がるのもの楽しいですが、大雪山に登に来ている山ガールや自転車で日本を一周している大学生など、様々な人と話をすることが出来ます。
これまで、自分の知らない旅の世界を垣間見られるかも知れません。
ユースホステルと「とほ宿」は一定の審査を経ている食事付き・部屋の低料金の宿ですから、民宿よりも外れが少なくなります。
沖縄にもあるのですが、数が多いのはなんと言っても北海道。
北海道の殆どの地域に一軒のとほ宿があります。
ツーリングのルーティングを決める際に宿も決めてしまって予約を入れましょう。
晴れた日はキャンプ場でテント泊。
雨が降りそうな時にビジネスホテルに泊まるというツーリングスタイルもお薦めです。
大きくメジャーなキャンプ場なら、わたしの様な経験豊富なライダーが一人か二人はテントを張って泊まっています。そうした人と仲良くなって、様々な情報を聞き出しましょう。
ほとんどのライダーは話し好きで、話をしたくてしかたがないのです。聞いたことの3倍くらいは話が返ってきます。
雨が降りそうだと天気予報で聞き込んで、ライダーハウスに逃げ込もうというライダーが多いのですが、大抵はすでに満員となっていて断られています。
考えることは誰しも同じなので、初めからライダーハウスは当てにせず、もっと快適に宿泊できるビジネスホテルに泊まることにしておきましょう。
H.N.うーたん(Yuichi Mizunuma)
当サイトの執筆・撮影とシステムの製作等全てを行っています。林道への案内板やクライミングトークのWebMasterでもあります。使用バイクのジェベルXCは1997年型、2002年型と乗り継ぎ、三台目の2004年型のジェベルXCを売却して、現在はバイクツーリングには行っていません。、これまでのツーリングの総走行距離は約21万kmです。
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2013年まで、春夏秋冬、北海道から九州沖縄まで、ツーリング・登山・サイクリング・パドリング(カヤック)をしています。年間のテント泊数は40泊から60泊程度、日帰りを含めると年間80日くらいはアウトドアにいました。
現在は東京都八王子市高尾に在住しています。オートバイから少し離れていて、主に登山とサイクリングを趣味にしています。
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