大幅な部品交換か買い換えのどちらを選ぶか
バイクは機械ですから定期的にメンテナンスをしたり、部品を交換しなければなりません。
メンテナンスと耐久性のある部品の交換の時期が集中するのが3万キロから4万キロにかけてです。
写真のジェベルは丁度4万キロを越えた頃の写真で、この後フロント周り、リア周りのオーバーホールやスプロケやチェーン、ブレーキパットなどの交換を実施しました。
フロント周りのオーバーホールと部品交換を行っているところです。
わたしの場合のメンテナンス時期では、1万キロから1万5千キロごとに行っているので、このオーバーホールは3回目になります。
所要時間は4時間ほど。
部品代は、自分で行えばフォークオイル代くらいしかお金はかかりませんが、ショップに依頼すれば数万円単位の出費となるはずです。
リアリンクのオーバーホールと部品交換を行っているところです。
リアリンクの交換の後でスプロケットとチェーンの交換も行います。
リアリンクは1万5千キロから2万キロごとに定期メンテナンスを行っていますが、このバイクは台風の中を走ったりしていたので、このときは3回目のオーバーホールとなりました。
作業時間は4時間ほどです。
部品代は前後スプロケットとチェーンが3万円ほど、あとはグリース代ぐらいですが、バイクショップに出した場合はやはり数万円はかかります。
オーバーホールなどの他に必ず定期的に交換する消耗品代も計算に入れなくてはいけません。
前後のタイヤ、前後のブレーキパット、ブレーキフィールドなどです。
この消耗品は驚くほどの金額ではありませんが、一括して交換すると2万円以上となります。
しかも、自分で交換せずにショップに交換を依頼すると作業料金が上乗せされます。
ジェベルに限らずバイクは3万キロから5万キロあたりでオイル上がり、電気系統の故障等が発生します。
これはメーカーや車種に関係なく発生するようです。5万キロを越えてもノートラブルなら運がよいということです。
3万キロから4万キロにかけて上記のトラブルが発生していなくても、すぐに発生する可能性が非常に高いです。
各部のオーバーホール、部品と消耗品の交換、すぐに発生するはずのトラブルを考えると、3万キロから4万キロの都合がよいときに買い換える事が選択肢の1つとなります。
特に、自分で交換やメンテナンスをしない場合は、この時期に買い換えるのが一番良いと思います。
転倒や事故もなく、メンテナンスをしっかりとして大事に乗っていたバイクなら、
バイク王などに買取査定を頼むと、意外に高額な価格を提示してもらえるかもしれません。
H.N.うーたん(Yuichi Mizunuma)
当サイトの執筆・撮影とシステムの製作等全てを行っています。林道への案内板やクライミングトークのWebMasterでもあります。使用バイクのジェベルXCは1997年型、2002年型と乗り継ぎ、三台目の2004年型のジェベルXCを売却して、現在はバイクツーリングには行っていません。、これまでのツーリングの総走行距離は約21万kmです。
×閉じる
2013年まで、春夏秋冬、北海道から九州沖縄まで、ツーリング・登山・サイクリング・パドリング(カヤック)をしています。年間のテント泊数は40泊から60泊程度、日帰りを含めると年間80日くらいはアウトドアにいました。
現在は東京都八王子市高尾に在住しています。オートバイから少し離れていて、主に登山とサイクリングを趣味にしています。
SNSのURL
facebook Yuichi Mizunuma
twitter Yuichi Mizunuma
×閉じる