トレックライズ0は背中に背負って山に登る人を対象に設計されたテントなので、収納したときは軽量コンパクトですが、設営した時は小さくなります。室内はシュラフで寝るスペースを除くと、頭周りに少しと、左右に20cmほどのスペースしかありません。
ツーリングの大きな荷物をテントの室内に置くことはむろん、前室に置くことも出来ません。このテントでツーリングをするのには、荷物をコンパクトにまとめられるライダーだけになります。
コンパクトにまとめた荷物でも、室内に起ききれない場合は、防水バッグや防水ケースなどに入れて、テントの周りに置くようになります。
2010年5月、2週間を掛けて四国から九州をツーリングした時は、このテントを使いましたが、荷物は防水バッグに入れて前室の前に置いていました。
この辺りは、ライダーの兼ね合い
収納時の小型軽量テントはパッキングが楽なうえにライディングに好影響をもたらすので、狭い居住性も我慢できると考えることも出来ます。
山では嵐の中でもテントは張らないといけないですから、悪天候下でも設営は簡単にできます。
メリットを取るか、デメリットを見て取らないかと言うことです。狭さを敬遠するなら、一回り大きなトレックライズ1かより大きなトレックライズ2を選択する事も出来ます。
テント内に銀マットを敷いたところです。
トレックライズ0の横幅は80cmなので、左右の幅の余裕はわずかとなります。
ツーリングではないですが、登山での荷物の置き方です。
銀マットではなく、全長150cmのエアマットをテントの中に敷いて、足元の足らない部分にリュックサックを置きます。
180cmや200cmと言う長いエアマットを使わないのは、少しでも荷物の重量を軽くするためですが、リュックサックを足元に敷いたり、枕にすることで、テント内の居住スペースを少しでも広く使う工夫でもあります。
ツーリングにトレックライズ0を使う際にも、同様の荷物の置き方の工夫が必要となります。
前室の容量は、靴やブーツを一足置く程度しかありません。
ツーリングの荷物置き場に使っていた四国・九州ツーリングのときは、前室にはブーツを置き、雨が降った時には、脱いだカッパを置くようにしていました。
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H.N.うーたん(Yuichi Mizunuma)
当サイトの執筆・撮影とシステムの製作等全てを行っています。林道への案内板やクライミングトークのWebMasterでもあります。使用バイクのジェベルXCは1997年型、2002年型と乗り継ぎ、三台目の2004年型のジェベルXCを売却して、現在はバイクツーリングには行っていません。、これまでのツーリングの総走行距離は約21万kmです。
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2013年まで、春夏秋冬、北海道から九州沖縄まで、ツーリング・登山・サイクリング・パドリング(カヤック)をしています。年間のテント泊数は40泊から60泊程度、日帰りを含めると年間80日くらいはアウトドアにいました。
現在は東京都八王子市高尾に在住しています。オートバイから少し離れていて、主に登山とサイクリングを趣味にしています。
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