災害時の防災グッズとしておなじみのロウソクですが、キャンプツーリングでも以外なところで役立ちます。夜間の灯りとして使うのはもちろんですが、寒い夜に暖を取る道具としても優れています。以下、キャンプでのロウソクの使い方です。
ここで使うのは100円ショップで売られている、アロマセラピー用の円盤形のロウソクです。10個100円とか1ダース100円とかで売られています。
無印用品などでも売られていますが、とても高価です。
アウトドアショップでよく見かける500円前後で売られているロウソクランタンです。
天井からつり下げられる様に、化学繊維のロープを結んであります。
冬期ツーリング
ロウソクランタンをテントの天井から吊します。
テント内がほのぼのとした暖かい灯りに包まれますが、室温も上昇します。
年末年始の四国や九州ツーリングで、気温が氷点下に下がった夜などによく利用しました。
火を灯して10分も経つと、天井を通るテントのポールが手で触れると熱いと感じる位に熱を発します。
必要以上に天井を熱さない様に、ロープの長さを調整して、床近くまで下げたり、天井すれすれまでロープを縮めたりして使います。
夏の北海道ツーリング
北海道ツーリングでは、夏でも気温が低くなった時の準備が必要です。
ロウソクというのは便利な道具で、テントの中で火をともせば室内が明るくなるだけでなく暖かくなります。
ただ、現在はテントの中で火気の使用は禁止されている様なので、お薦めは出来かねます。もし使うなら換気に注意が必要です。
ロウソクの明かりの欠点はヘッドライトや懐中電灯と違って明かりに指向性がないことです。
ロウソクは円筒形よりも汎用型の方が手に入りやすく、価格も安いです。
ロウソクランタンに細長い汎用のロウソクを使った写真です。
最初は、空になった円筒形の台座に、針金を半田付けしてロウソクを立てていたのですが、ロウソクの底をライターの炎で軽くあぶって円筒形ロウソクに置くとくっつくので、写真はそうした使い方をしています。
円筒形ロウソクが切れて手に入らないときの代替え措置として知っておくと便利です。
ロウソクランタンは高温になるので金属とガラスで出来ています。プラスチック製ではありません。
このため曲がったり割れたりする危険性があるので持ち運びには慎重になります。
写真の様にクッションに入れてから、リュックサックにしまいます。
H.N.うーたん(Yuichi Mizunuma)
当サイトの執筆・撮影とシステムの製作等全てを行っています。林道への案内板やクライミングトークのWebMasterでもあります。使用バイクのジェベルXCは1997年型、2002年型と乗り継ぎ、三台目の2004年型のジェベルXCを売却して、現在はバイクツーリングには行っていません。、これまでのツーリングの総走行距離は約21万kmです。
×閉じる
2013年まで、春夏秋冬、北海道から九州沖縄まで、ツーリング・登山・サイクリング・パドリング(カヤック)をしています。年間のテント泊数は40泊から60泊程度、日帰りを含めると年間80日くらいはアウトドアにいました。
現在は東京都八王子市高尾に在住しています。オートバイから少し離れていて、主に登山とサイクリングを趣味にしています。
SNSのURL
facebook Yuichi Mizunuma
twitter Yuichi Mizunuma
×閉じる