ツーリングトーク バイク談義

オフロードバイクの整備とツーリングキャンプのノウハウ

虫対策

虫対策

防虫と殺虫の必要性

防虫と殺虫の必要性

キャンプにつきものが虫です。蚊が多い地方もあれば虻や蚋が多い地方もあります。北海道のようにぬか蚊が多い地方もあります。虫がこないようにするのが防虫、テントの中に入ったりした虫を駆除するのが殺虫です。
楽しいはずのキャンプツーリングを台無しにしてしまうのが人を刺す虫の存在です。虫に悪気はないのですが、蚊や虻などに刺されるとかゆかったり痛かったりで眠れなくなります。防虫剤や殺虫剤を持っていないと悲惨な一夜を明かすことになります。

蚊取り線香

ソロツーリングなら殺虫剤をテントの中にまけば虫の被害は防げるのですが、キャンプ場で他のキャンパーと話すのはツーリングの楽しみの一つです。このときは屋外なので殺虫剤も一過性の効果しかありません。一晩中、防虫の効果があるのは蚊取り線香です。これを焚くと虫の被害はとても少なくなります。

テントの中で蚊取り線香を焚くと、10分くらいで大抵の虫は駆除できます。ただし、テントに蚊取り線香の臭いが染みつきます。

蚊取り線香は火を付けていなくてもかなり強い臭いを持っているので、写真の様にジップロックに入れておかないと、他の荷物に臭いが移ってしまいます。

殺虫剤

殺虫剤

テントの中に一吹きすると蚊を駆除できます。
虫の多いキャンプ場では、テントから出入りをする度に虫が入ってくるので、その都度一吹きすると良いです。大きな殺虫剤はかさばるので、写真の様な小型のタイプを持ってゆきます。

かゆみ止め

どんなに工夫をしても虫には必ず刺されるものです。刺された時にはかゆみ止めが役立ちます。
きんかんはガラス瓶に入っているので割れるためだめです。
チューブ入りのムヒは潰れて中身が飛び出すのでだめでした。
衝撃に強いプラスチックの容器に入っているムヒが良いです。ただ、キャップが緩むと中の液体が出てくるので、写真の様にジップロックの小袋に入れてパッキングしています。

防虫ネット

防虫剤も殺虫剤も消耗品なので使い切ってしまうことがあります。キャンプをする場所は、大抵は山奥や川沿いで近くにお店はありませんから、切れたその夜は防虫剤も殺虫剤もなしで過ごすことになります。また、虫が桁違いに多いキャンプ場では防虫剤も役立たないことがあります。この様な時には防虫ネットが役立ちます。
わたしが持っているのは顔や頭を守ってくれる帽子型のものです。網の目がとても細かいのでこれをかぶっていれば、顔や頭を虫に刺されることはまずありません。その代わりに網の目が細かすぎるために目に入ってくる光量が少なくなり薄暗く見えます。あまり快適ではないので湖畔など虫が異常に多いときにだけ使っています。