米以外の使い方
飯ごうはアウトドアで一般的なクッカーとはずいぶんと違った形状をしています。底の面積が小さく深い形状です。しかも空豆のように縦に長い。底が円形の鍋に比べると、同じ容量の水を入れたとすると、飯ごうの方が水深が深くなります。この特長を利用して乾麺を茹でると、クッカーよりも調子がよいです。
アウトドアでは荷物を軽量化したいのと、保温ができないので生麺を持って行くのは一般的ではありません。乾麺なら軽いですし、もともと保存食なので腐る心配もありません。
アウトドアでは茹でる時間を短縮したいので、素麺や冷や麦が向いています。
沸騰した湯の入った飯ごうに素麺や冷や麦を入れると、底の方から柔らかくなり、徐々に倒れてやがて全体が湯の中につかります。素麺なら2分ほど、冷や麦なら3分ほどで茹であがります。素麺ならを捨てずににゅうめんとして食べることもできます。
乾麺と言えばパスタも飯ごうで茹でるのに向いています。
茹でる時間を短くしたいのでサラダパスタを使います。茹で方は塩をたっぷり入れた水を沸騰させ、沸騰した湯にサラダパスタを入れます。パッケージに書かれた時間を茹でればできあがりです。
アウトドアで一番食べられている乾麺と言えばインスタントラーメンでしょう。
四角い形のインスタントラーメンは、丸い形のクッカーには入りにくいです。小型のクッカーを使っているときは砕いて茹でています。
飯ごうでインスタントラーメンを茹でるときは、麺を入れる前に2つに割ります。底が細長い形をしているので、2つに割るだけで入れられます。
H.N.うーたん(Yuichi Mizunuma)
当サイトの執筆・撮影とシステムの製作等全てを行っています。林道への案内板やクライミングトークのWebMasterでもあります。使用バイクのジェベルXCは1997年型、2002年型と乗り継ぎ、三台目の2004年型のジェベルXCを売却して、現在はバイクツーリングには行っていません。、これまでのツーリングの総走行距離は約21万kmです。
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2013年まで、春夏秋冬、北海道から九州沖縄まで、ツーリング・登山・サイクリング・パドリング(カヤック)をしています。年間のテント泊数は40泊から60泊程度、日帰りを含めると年間80日くらいはアウトドアにいました。
現在は東京都八王子市高尾に在住しています。オートバイから少し離れていて、主に登山とサイクリングを趣味にしています。
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