北海道の秋の味覚と言えば鮭。アキアジとも言います。知床やオホーツク海沿岸を旅している時に、運が良ければ釣り人から釣ったばかりの鮭や鱒が貰えることもあります。スーパーに行けば地元で取れた鮭を買うことが出来ます。春夏秋冬、尾頭付きの鮭がスーパーに並んでいるのも北海道らしいです。鮭を使った炊き込みご飯を作ります。
材料は1人分です。
鮭の切り身一切れ(塩引きでも可)。
米1合(飯ごうの中蓋の半分の量)。
シメジ1/2パック。
しょう油100ccから200cc(好みで加減してください)。
干し昆布適量(5cm×10cmほどです)。
水加減は米の1.7倍から1.8倍。
作り方
鮭の下ごしらえをします。
ご飯と一緒に食べる時に骨があると邪魔なので切り落とします。
鮭の切り身を食べやすい大きさに切ります(2cmくらい)。
塩引きなら表面に付いている塩を水で洗い落とします。
飯ごうに入れた米を研いだら30分ほど水につけておきます。
シメジを手で分けます。
しょう油を飯ごうに入れます。
鮭とシメジを米の上に置きます。
沸騰するまでは強火で、沸騰したら中弱火で煮ます。
チリチリという音がしたら火から下ろします。
3分から5分ほど蒸らす時間を取ります。逆さにする必要はありません。
蒸らし終えたら出来上がりです。
鮭の骨
鮭の骨はとても太くかみ砕いて飲み込めるものではありません。鮭の骨が着いていると、ご飯を食べながら骨が気になって味を十分に楽しめませんでした。
鮭の塩引きを使う場合
海外産の鮭を使うのなら夏でも生鮭が手に入りますが、道産にこだわると秋から初冬を除くとなかなか生鮭は手に入りにくく、どうしても塩鮭となってしまいます。甘塩もありますが塩気を含んでいることには変わりありません。
塩加減は食べて見ないと分からないのですが、入れるしょう油の量を少し少なめにして加減をします。
シメジ
一本一本になる様に手でほぐします。包丁を使ってスライスにする必要はありません。
水の量
普通のご飯を炊く時よりも水の量を少し多めにします。通常の水加減は米の1.5倍ですが、炊き込みご飯では1.7から1.8倍の水を入れてください。水が少ないとご飯に芯が残ります。芯が残った時は水を飯ごうの蓋を取って飯ごうの底が見える様にご飯をかき分けてから、200ccほどの水を注ぎます。再び弱火にかけます。チリチリという音がしたら火から下ろして滝加減を見ます。水は底に直接注いでください。ご飯の上から注ぐと底に達しないことがあります。
H.N.うーたん(Yuichi Mizunuma)
当サイトの執筆・撮影とシステムの製作等全てを行っています。林道への案内板やクライミングトークのWebMasterでもあります。使用バイクのジェベルXCは1997年型、2002年型と乗り継ぎ、三台目の2004年型のジェベルXCを売却して、現在はバイクツーリングには行っていません。、これまでのツーリングの総走行距離は約21万kmです。
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2013年まで、春夏秋冬、北海道から九州沖縄まで、ツーリング・登山・サイクリング・パドリング(カヤック)をしています。年間のテント泊数は40泊から60泊程度、日帰りを含めると年間80日くらいはアウトドアにいました。
現在は東京都八王子市高尾に在住しています。オートバイから少し離れていて、主に登山とサイクリングを趣味にしています。
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