白神山地のタヌキ
タヌキは里山に多く住んでいるので、ツーリング中に見かけることは多いの動物です。しかし臆病なのでなかなか写真を撮ることはできません。
掲載した写真は白神ラインの入り口で野営をしたとき、たまたま遊びに来ていた子ダヌキです。子供だったからか、夜間だったからか警戒心が薄く、しばらくの間テントの周りを歩き回っていました。
北海道に棲むキタキツネがエキノコックスの感染媒体であることは比較的よく知られていますが、東北地方に棲むキツネやタヌキにエキノコックスの感染が広がっていることは余り知られていません。
一説によると、青森県全域と、秋田県と岩手県の北部に棲むキツネとタヌキの感染率は20%から多い所では30%を越えると言われています。
エキノコックスに感染しているキツネやタヌキにふれたりすると、当然キタキツネと同じく人間に感染します。
ツーリングではキツネやタヌキに良く出会いますが、決してえさをあげたり触れたりしないようにしなければいけません。
感染は毎年南下しているようで、数%ですが宮城県や山形県、福島県でも確認されているそうです。
北海道に棲むタヌキは、本州のタヌキの亜種でエゾタヌキと呼ばれています。キタキツネと同様にエキノコックスの感染源となっていますので、ツーリング中にはふれたりしないように注意が必要です。
H.N.うーたん(Yuichi Mizunuma)
当サイトの執筆・撮影とシステムの製作等全てを行っています。林道への案内板やクライミングトークのWebMasterでもあります。使用バイクのジェベルXCは1997年型、2002年型と乗り継ぎ、三台目の2004年型のジェベルXCを売却して、現在はバイクツーリングには行っていません。、これまでのツーリングの総走行距離は約21万kmです。
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2013年まで、春夏秋冬、北海道から九州沖縄まで、ツーリング・登山・サイクリング・パドリング(カヤック)をしています。年間のテント泊数は40泊から60泊程度、日帰りを含めると年間80日くらいはアウトドアにいました。
現在は東京都八王子市高尾に在住しています。オートバイから少し離れていて、主に登山とサイクリングを趣味にしています。
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