春先のオオワシ
北海道のオオワシといえば冬の渡り鳥として有名ですが、雪解けの季節の4月上旬頃までオホーツクの海岸線でみることが出来ます。
世界遺産になった知床の冬を紹介するときによくオオワシの飛んでいる姿が紹介されたり、国の特別天然記念物に指定されているので、滅多にみることが出来ない鳥と思われがちですが、オホーツク海の海岸線ではよく見かける鳥です。
写真はサロマ湖の西側を流れる湧別川の河口にかかる橋の上で、翼を休めているオオワシです。人をおそれないらしく、5mほどまで近づいてものんびりとあたりを眺めていました。
網走の能取湖は、冬は凍結します。凍った氷上にはたくさんのオオワシがのんびりとひなたぼっこをしています。多いときには10羽ほどがいます。
冬季の北海道のツーリングは、オートバイでは難しいですが、3月下旬から4月上旬には海岸沿いの国道の雪はほぼ融けますので、朝晩の気温が氷点下になることを覚悟すれば、ツーリング中にオオワシと出会えます。
11月の中旬、北海道の山岳が冬に入り、平野にもちらほらと雪が降る季節にオオワシがシベリアやサハリン、カムチャッカからやってきます。
写真はコムケ湖で撮影したもので、ハクチョウとオオワシが同じ湖に翼を休めていました。
H.N.うーたん(Yuichi Mizunuma)
当サイトの執筆・撮影とシステムの製作等全てを行っています。林道への案内板やクライミングトークのWebMasterでもあります。使用バイクのジェベルXCは1997年型、2002年型と乗り継ぎ、三台目の2004年型のジェベルXCを売却して、現在はバイクツーリングには行っていません。、これまでのツーリングの総走行距離は約21万kmです。
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2013年まで、春夏秋冬、北海道から九州沖縄まで、ツーリング・登山・サイクリング・パドリング(カヤック)をしています。年間のテント泊数は40泊から60泊程度、日帰りを含めると年間80日くらいはアウトドアにいました。
現在は東京都八王子市高尾に在住しています。オートバイから少し離れていて、主に登山とサイクリングを趣味にしています。
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